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JB23ジムニーJB64純正足回り流用

【JB23ジムニー】JB64純正足回り流用で乗り心地改善&ちょこっとリフトアップ

2026年5月14日ライフスタイル,自分で修理DIY,レビュー,クルマ,ハウツー,ジムニー

こんにちは。車齢19歳のJB23型ジムニーを修理しながら愛でているK☆太(@makiriri_com)です。本稿ではJB23ジムニーの足回りのDIYをおおくりする。

北海道などの豪雪地帯ではリフトアップして山の悪路を走る目的ではなく冬の過酷な環境で生活のためにジムニーを選ぶ人も多い。なのでノーマル車高用のアフターパーツ需要も多い。

有名なのはJB23にJB64の純正ショックアブソーバーとコイルスプリングがポン付けできるという裏技。メルカリなどで新車はずし品を買って流用するのはJB23の純正部品を買うより安くあがりノーマル車高で乗っている人にとって非常にありがたい互換性である。

コイルはショックよりも耐久性がありヘタリを体感しにくいためショックだけ買う人がほとんどだ。なのでコイルも交換すると約0.5インチ(1〜2cm)の車高アップができ乗り心地も良くなることはあまり知られていない。

4cm以内なので構造変更もいらず車検もOKである。ロングブレーキホースやロングラテラルロッドも必要ない。「派手なリフトアップまではしたくないけどじつはあたいもちょっと上げたかったの」と心の中で思っていた君に超絶おすすめだ。

でも両方の純正流用は見飽きた人も多いよね。そこで俺氏はノーマル車高用の社外ショックとJB64純正コイルの組み合わせを試してみた。結果は車齢19歳のJB23で新車のJB64に勝るとも劣らない乗り心地とハンドリングを両立したセッティングを手に入れることに成功。軽自動車だということを忘れるほどだ。

本稿では交換手順と走行レビューをおおくりする。それでは張り切っていってみよう!

ショックアブソーバー交換

購入時の走行距離は111000kmだった。3ヶ月ほど乗ってみた感想はオフ車のくせに段差に弱過ぎる。完全にショックが抜けてていつまでも揺れが収まらない。このままでは北海道の冬道は無理だなと思いショックアブソーバーの交換に踏み切った。

JB23W純正はフロントはオイルダンパー、リアがガス封入ダンパーに対してJB64W純正は前後ともにガス式だ。車重が約50〜80kg違うこともありショック交換だけでかなり乗り心地が良くなる。

しかしせっかくなので今回はKYB(カヤバ)のEXCEL-G(エクセル-G)を購入した。

KYB Excel-G(エクセル-G) JB23Wノーマル車高用ショックアブソーバー

こちらの商品も前後共にガス封入ダンパー。適合車両はスズキジムニーJB23W、JB33W、JB43Wとなっている。

ノーマル車高用なので純正スタイルを維持したいユーザーに絶大な人気を誇る。なんと実売価格は純正部品よりも安い。1インチ程度のリフトアップにも対応している。乗り味は純正よりも若干固めとのこと。

交換方法はいたって単純。はずして付けるだけ。ジムニーはリジッドアクスル+コイルスプリングなのでコイルスプリングコンプレッサーが必要ないのだ。ショックだけの交換ならタイヤを付けたままでもできる。

今回はコイルスプリングの交換もするのでタイヤははずす。スペースが広いと工具に力もかけやすい。

ボルトが固着している場合は少し手こずるので作業前日からラスペネなどの潤滑剤を吹いておこう。

まずは取り外し方。ボルトをはずしていく。

KYB Excel-G(エクセル-G) JB23Wノーマル車高用ショックアブソーバー

フロントのロアはボルト側よりもナット側のほうが緩みやすい。アッパーは簡単にはずせる。

リアは下に潜ることになるのだがノーマル車高だとスペースが狭い。

KYB Excel-G(エクセル-G) JB23Wノーマル車高用ショックアブソーバー

フロントと異なりロア側よりもアッパー側で手こずる。アッパー側はスーパーロングのストレートメガネがあると作業しやすい。

KYB Excel-G(エクセル-G) JB23Wノーマル車高用ショックアブソーバー

KTCのロングストレートメガネ14-17↓

KTC ロングストレートメガネレンチ

工具に関しては別記事で詳しく解説しているので読んでみてほしい↓

取り付けるときは前後共にアッパー側を仮止めしてから梱包テープを切ってショックが伸びていくときにタイミングよくロア側のボルトを挿す。

KYB Excel-G(エクセル-G) JB23Wノーマル車高用ショックアブソーバー

タイミングを逃した場合はおとなしくデフ玉をジャッキアップして高さを合わせよう。

最後にボルトを本締めする。注意点は1G締め付けをすること。荷重状態でロア→アッパーの順で本締めしよう。

今回はコイルスプリングの交換もするのでロア側はボルトを入れないでそのままにしておく。

コイルスプリング交換

続いてコイルスプリングの交換に入る。

車高が上がるメカニズムはJB64純正のほうがバネレートが低いものの自由長がかなり長く結果的に0.5インチ前後車高が上がるという仕組みだ。

JB64純正コイルスプリング↓

JB64ジムニー純正コイルスプリング

メルカリで5000km走行はずしで約¥900/1本なり。新車はずしでもっと安く買える場合もありかなりコスパの良いカスタムなのだ。

JB23純正よりも柔らかくマイルドな乗り心地になる。実際にJB64のノーマルに乗せてもらったことがあるが突き上げがなく乗り心地が良かった(そのときはまだエクセル-G+純正コイルの組み合わせとの比較)

AT用とMT用では仕様が異なり車重の重いAT用のほうが車高が上がるという情報がある。なのでAT→ATの組み合わせだとあまり車高は上がらない。俺氏のJB23はATなので少ししか上がらないと予想される。

フロント

ショック交換と異なりコイルスプリング交換では両輪をジャッキアップしてウマ(ジャッキスタンド)をかける。

そしてデフ玉をジャッキで支える。直接よりもゴム板をあてるとよい。ドレンボルトは絶対に避けよう。

JB23ジムニーデフ玉ジャッキアップ

ブレーキラインを固定しているE型クリップをはずす。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

クリップをはずしても油断してはならない。固着しないでフリーになっているか確認しよう。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

スタビエンドをはずす。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

ジャッキを緩めてホーシングをさげてコイルを取りはずす。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

とりはずしたJB23純正と比較するとJB64純正は長い。コイル長までホーシングが下がらない場合はコイルを縮めなくてはならない。コイルスプリングコンプレッサーがない場合は荷造りバンドで縮めている猛者もいる。

なんとスタビエンドのボルトが供回りしてはずせなくホーシングが少ししか下げられないというトラブルが発生。コイルを縮める手段もなかったので今回は車載ジャッキをフレームにかけてホーシングを下げるという脳筋裏技を使ったが良い子は真似しちゃダメよ。

JB23コイルスプリング交換裏技

コイルベッドに合わせて取り付ける。フロントは上側にある。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

はずしたものをもとに戻す。ショックの本締めは接地してからの1G締めをお忘れなく。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

フロント完成!

リアは左右で長さが違うので注意!

リアも両輪をジャッキアップしてウマをかけたらデフ玉をジャッキで支える。

はずすのはブレーキラインだけ。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

ショックの左右ロア側ボルトをはずしたらデフ玉をさげてコイルを取りはずす。

リアは左右で長さが異なるので注意。運転席側のほうが若干長い。

JB64ジムニー純正コイルスプリング

取りはずしたJB23純正とJB64純正を比較↓

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

リアもJB64純正はかなり長いのでホーシングを取りはずしたときよりもさらに下げなくてはならない。

コイルをコイルベッドに合わせて取り付ける。リアは下側にある。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

こちらもショックの本締めは接地してからの1G締め。

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

完成!

結果発表

結果発表〜!

JB23ジムニーJB64純正足回り流用

フロント約74.0cm→約76.0cm

リア約77.5cm→約78.5cm

見た目はほとんど変わらないがフロント約2.0cm、リア約1.0cmのリフトアップとなった。

ヘッドライトも少し上向きになったのでヘッドライトレベライザーを0→1に調整

JB23Wヘッドライトレベライザースイッチ

予想通りではあったが64用はかなり長かったので正直もう少し上がるかと思った。要らぬ心配だったようだ。

リアがあまり上がらなかったがJB23は見た目が尻上がりと言われているしスペアタイヤレスにしているので前後のバランスが良くなり結果オーライ。

ショックのみ交換(ExcelG+JB23純正コイルの組み合わせ)で約1年乗ってみたところ揺が収まりロールも抑えられハンドリングが抜群に良くなったものの突き上げがやや強いと感じていた。

コイルをJB64純正に変えてからは突き上げがマイルドになり乗り心地が向上した。ピーキーだったコーナーでの動きもストロークをしっかり使い切るしなやかな動きになりより運転しやすくなった。高速走行時にフワフワ感もなく安定している。

固いショックに柔らかいバネという組み合わせといえばラリーやダートラといったグラベル競技でよく見るセッティングだ。車高が上がったこよりもこちらのほうが満足度が高かった。

たった1つだけデメリットが発生した。年老いた母親が乗り降りに苦労するようになってしまったのだ。せっかく乗り心地が良くなっただけに残念である。たかが2cm侮るなかれ。

JB64の新車と比べても謙遜のない乗り心地

JB23ジムニーJB64純正コイルスプリング流用

以上、JB64純正パーツ流用の足回りカスタムでした。

古いクルマなので完全純正状態との比較はできないが乗り心地は格段に良くなり段差を越えたときのシミーに似たキックバックのブルブルもなくなった。というかやらなかったら冬道ヤバかったと肝を冷やした。ノーマル車高の個体は交換歴がない場合が多いので注意しよう。

エクセル-G+JB23純正コイルで1年乗ってからJB64純正コイルに交換したがJB64用コイルのほうが断然マイルド。ぶっちゃけ車高をちょっとだけ上げるのが目的だったから乗り心地が良くなったのは棚から牡丹餅だったのは内緒だ。JB64の新車と比較しても謙遜のない乗り心地となった。

走行距離が長く段差で小刻みに揺れる挙動がある個体はショックアブソーバー交換を強くおすすめする。JB64純正流用だと安価にできるがエクセル-GはJB64純正ショックよりも若干固いセッティングなのでコーナーでのロールが抑えられ走りがワンランク上がる。乗り心地もワンランク上げたいならJB64純正コイルスプリングへの交換もおすすめだ。車高もわずかに上がるのでタイヤをジムニー定番の185/85R16にしたときの干渉対策にもなるぞ。

JB64純正ショックのみの効果よりエクセル-G+JB64純正コイルの方がリーズナブルに性能も見た目も良くなる絶妙な組み合わせなので是非真似してみてほしい。

これからJB23を買おうと思っている人や買ったばかりの人はこちらの記事も読んでみてね↓

2026年5月14日ライフスタイル,自分で修理DIY,レビュー,クルマ,ハウツー,ジムニー

Posted by K☆太