
【DIY】無印良品PP頑丈収納ボックスをフルカスタマイズ!
こんにちは。キャンプ歴は長い割に面倒くさがりなゆるキャンパーK☆太(@makiriri_com)です。
父子キャン△を始めてからどんどん増えていくキャンプ用品。
ギア準備編↓
100均アイテム編↓
物はなるべく増やさない方針なのだがキャンプを重ねるうちに小物が増えてまとまらなくなってしまった。
そこで俺氏はバラバラになったアイテムたちをスッキリ収納するためキャンパーから絶大な人気を誇るトランクカーゴの導入に踏み切った。
無印良品ポリプロプレン頑丈収納ボックス↑
このトランクカーゴはキャンパーの間で非常に所有率が高く自分好みにカスタマイズするのも流行っている。
そこで本稿では定番カスタマイズに加え俺氏自慢のオリジナルカスタマイズも紹介するぞ。
それでは張り切っていってみよう!
※はじめからオリジナルカスタマイズが見たい人は目次で見出し4まで飛ぼう。
旧トランクカーゴ製品仕様
RISUや無印良品、トラスコ、ゴードンミラーから販売されているトランクカーゴはすべてRISU社製で販売メーカーによりカラーが異なる。
モデルチェンジした新トランクカーゴは蓋がテーブルになった。悔しい。
大きさは30L(小)・50L(大)・70L(特大)と3サイズ展開。
俺氏はホワイトが欲しかったので無印良品ポリプロプレン頑丈収納ボックスの大を購入した。
文字どおり頑丈で座ることだってできてしまう頼れるボックスである。
サイズ:幅60.5×奥行39.0×高さ37.0cm
耐荷重:100kg
材質:ポリプロピレン
それでは3つのカスタマイズを施工していこう。
1.ステッカーチューン
まずは見た目から。
ゆるキャン△の公式ステッカーと家族で揃えているトイサングラス、DANG SHADESのステッカーでシンプルに仕上げた。
本当はもっとたくさん貼ってにぎやかにしたかったのだが肝心のキャンプ用品で推しメーカーがないことに気付いてしまったのだった。それにステッカーって結構お値段が高いw
2.テーブル天板の定番DIY
続いては旧タイプのトランクカーゴをお持ちの方必見!
蓋を裏返してテーブルにしてしまう天板のDIYである。
新型のトランクカーゴは蓋がテーブルになっているが旧型は蓋が平らでないためにはやったカスタマイズだ。
ロール式の専用テーブルトップも販売されているのだが価格が本体と変わらないのでDIYが定番化したのである。
CAMP HACKで紹介しているセリア(100円ショップ)のすのこを使った制作方法をアレンジして再現してみた。
参考にした記事はこちら↓
材料(すべて100均アイテム)
- 桐すのこ(33×37cm)×3
- 水性ニス
- 刷毛
作り方
作り方はとっても簡単なので長男(8歳)がメインで俺氏が助手となり制作した。
1.すのこの切断
2つのすのこを切断する。
この形になるように切る。四つ角もざっくりと切っておく。
※切断した残り部分は捨てずに解体して部品取りへ。
2.すのこの解体
3つ目のすのこは解体して部品取りにする。
梁はペンチで掴ん左右に何度もグリグリ傾けるとはずれる。
隠し釘に注意。引き抜いて再利用してもよい。
糊にくっついて残ってしまった木片は綺麗に削っておこう。
切断して余った部品と合わせて全部で7枚の天板部品が揃う。
3.天板の接着
すのこをバラして用意した天板部品を接着していく。
CAMP HACKではコストを極限まで下げるために木工ボンドを使用していたが耐水性を上げるためにグルーガンを使用した。
コツは垂直な壁をガイドにしてズレないように固定して接着する↓
※ボンドの量が多過ぎると板が浮くので注意!
4.角のトリミングと表面処理
あらかじめ切断しておいた四つ角をボックスの蓋に収まるようにトリミングする。
金ヤスリを使用。
はい、ここ注目!
ボックスの蓋に当たる中央部の梁を削る。仮組みしても気付きにくいので注意!
最後にサンドペーパーで塗装前の表面処理をほどこす。
#1000番を使用。
めっちゃスベスベ♪
5.ニスで塗装
仕上げに水性ニスを塗っていく。
カラーは無難な”メープル”をチョイス。
刷毛の入らない狭い隙間は爪楊枝を使って塗った。
ニスはギリギリジャスト1本使い切った。2本買っておいた方が安心である。
6.完成!
よし完成!
実際にセットしてっと・・・・
これは便利だね。見た目もGood!
ただ致命的な欠点がある!
ボックスにアイテムを満タンに入れていたら蓋を裏返して置けないのだ。
蓋の出っ張りが収まる高さまでアイテムを出さなくてはならない。だからといって新型に買い替えるのはもったいない・・・・
そこで次項ではそんな悩みも解決する俺氏自信作のオリジナルカスタマイズを紹介!
3.内部を2階建てにするオリジナルカスタマイズ
蓋を裏返してテーブルにする際にアイテムがたくさん入ったままだと蓋が置けないのはもとより、このボックスってたくさん物が入るのはありがたいのだが・・・・
中のアイテムがバラバラになって取り出しづらくない!?
下にある物を取り出すのも面倒。
そこて俺氏は内部を2階建て構造にして整理することを思いついた。
なんとインナーカーゴが発売される前に内部構造をDIYしていたのだ。
材料は軽量で加工しやすいプラダン(プラスチック段ボール)をチョイス。
プラダンはリーズナブルで水にも強い。
それではDIY開始!
今度は長男氏には助手に回ってもらった。
1階仕切り板の制作
まずは1階を格子状に組み部屋を分ける仕切り板を制作する。
高さはボックスの真ん中にあるラインに合わせた。
OD缶の250サイズが入る高さなので良い感じだ。
寸法を測ってプラダンに鉛筆で線を引く。
几帳面な人は台形にしよう。
そしてカッターで切っていく。
寸法を記載するので参考にしてね。
※スリットはプラダンの厚み4mm。当たる部分は現物合わせでカットして最終調整した。
組み立てると完成!
早速ボックスに入れてみる。
とっても良い感じ♪
2階バスケットの制作
次に2階部分を制作する。
持ち上げられるようにバスケット形状にした。特別に設計図を公開!
面倒だったので図面は台形にせず接着時に調整した。
黒く塗りつぶした箇所は切り抜き、点線の箇所は折って糊代にする。
プラダンを切り出したら点線部分を折っていく。
硬いもので跡を付けてから定規を当てると折りやすい。
ピンセットのお尻側を使用した。
接着前に仮組みしてみる。
よし。OKなので折った部分の糊代を接着していく。
グルーガン(ホットボンド)がおすすめ。
糊代を斜めに接着して台形にしていく。
角はこのようになる。
続いてバスケットを引き抜きやすくする持ち手を作る。
穴を開けて余っていたパラコードをツイストして縛った。我ながらオシャレ♪
完成!
よし完成!
良い感じだ♪
早速アイテムを入れてみる。
うむ、スッキリ。
1階のアイテムを取り出す時はスポッと2階部分のバスケットを取り外す!
これなら蓋裏テーブルモードチェンジも2階部分をスッと取り外すだけで素早くできるのだ。
我ながらナイスアイデアである!
ちなみにバスケット内のアイテムが少なければそのまま蓋裏テーブルモードも可能。
キャンプの小物はすべてこのボックスに収めるのが鉄の掟
以上、トランクカーゴのフルカスタマイズを紹介しました。
内部の2階建てカスタマイズは新型トランスカーゴでも役立つのでぜひチャレンジしてほしい。
俺氏はキャンプの小物はすべてこのボックスに収まるように厳選することを鉄の掟としている。
道具を増やすと当然快適になるが俺氏的には必要最低限の道具でキャンプしてこそ醍醐味を感じるのだ。
しかしガチなサバイバルが好きなわけではなくゆるく快適なチープキャンプが好きな甘ちゃんであるw
必要なものがすべて揃っているのでこれ1つ持っていけば準備も楽で忘れ物もなくとっても便利。そして災害時にはそのまま即戦力にするという算段である。
ぜひこの記事を参考にして君も自分好みにトランクカーゴを改造しちゃおう!