【カメラ】スピードライトNikon SB-300を使ったバウンス撮影方
こんにちは。デジタル一眼レフも趣味の一つとして楽しんでいるK☆太(@makiriri_com)です。
本稿では全国のパパママにぜひ知ってもらいたい子どもの写真がもっとステキに撮れるスピードライトを使ったバウンス撮影のお話。
スピードライトとはカメラの上に取り付けるフラッシュだ。記者会見などでバシャバシャ顔に当てて眩しいイメージの人がほとんどだろう。しかしバウンス撮影は被写体に直接当てずに壁や天井に反射させる手法である。
本稿ではエントリーモデルのスピードライトによるバウンス撮影について作例を交えて解説してく。
それでは張り切っていってみよう!
バウンス撮影ってなに!?
「もっと子どもの写真をステキに撮りたい!」
だからといってアプリで加工したり高いカメラに買い換えてたとしても光をマネージメントできていなければ劇的に作風を変えることはできない。
そんなときに試してもらいたいのがスピードライトによるバウンス撮影だ。
ある日、電気屋さんからもらってきたNikonのカタログを熟読しているとスピードライトの項で目が止まった。
バウンス撮影の説明と作例が載っていたのだ。
「え、壁に跳ね返したフラッシュの光で撮影するだとぉ!?」
俺氏の今までのスピードライトのイメージは
- 高ガイドナンバーで遠距離撮影を可能にする
- 内臓ストロボではできなかった暗所での連写を実現
- ワイヤレスライティングで増灯撮影
- 記者会見必須アイテム
へえ〜バウンスすると光を和らげて自然な色合いになるのかぁ。
これは試してみたい!
スピードライトを買う!
バウンス撮影をするには外付オプションである照射角度の変えられるスピードライトが必要だ。
しかしカタログを見るとお値段は高いしゴツい。
「むむ、ひときわ安いモデルがある!?
ほほうSB-300か・・・・」
- ガイドナンバーは小さくシャッタースピード限界も1/200
- 照射角もDXレンズで18mmまで
- 垂直バウンスのみで水平バウンスはできない
- ワイヤレスライティングはできない
- 軽量コンパクトで低価格
本当は多機能モデルのSB-700欲しいけど家の中がメインならコレでよくないか!?
俺氏の主なターゲットは子どもである。
動き回る子どもたちを都合よくワイヤレスライトセッティングしている場所に誘導なんてできないよね。追込み漁かよw
追いかけながら接近戦で撮るならコンパクトなSB-300の方がかえって都合がよい。
そして嫁氏へプレゼンしたが却下されたのでお小遣いで購入に踏み切ったのだった。
Nikon SB-300
Nikon SB-300
- ガイドナンバー:18
- 照射角:FX27mm、DX18mm
- 調光範囲:0.6〜20m
- バウンス角度:正面〜上方向120度(垂直方向のみ)
- 電源:単4電池×2本
- 質量:120g(電池含む)
作例紹介
早速装着してテスト撮影してみたので作例を紹介する。
作例1
SB-300 前方0度ストレート
ただ明るいだけで色んなものにフラッシュが反射しまくっている。
作例2
SB-300 上方120度バウンス
ほらこのとおり自然な色合い!
まいったなぁ、テカリやすい被写体を選んでみたけどストレートとバウンスでこんなに違うのか。人相まで違って見える。
とくに苦戦している室内パーティーなんかは内臓ストロボのシャッタースピード制限だと動き回る子どもたちをまったくとらえられない。
結局ISOを上げることになるんだけどイメージとはかけ離れた写真しか撮れなかったんだよね。
しかしこのSB-300を装備することによりシャッタースピードも1/200まではやくなり子どもたちを追いかけながらでも家中の壁にバウンスさせて自然な色合いの写真が撮れるようになった!
ブツ撮りのときも光の写り込みを消して自然な色合いになるので必須になった。
やはり光あってのカメラ。光をマネージメントすることによってエントリーモデルでも今までと全然違う素敵な写真が撮れるようになることがわかった。
ただ当たり前だが壁や天井がないとできないので撮影場所に制限はある。
キャノンのエントリーモデルはEL-100
以上、エントリーモデルのスピードライトSB-300とバウンス撮影の紹介でした。
子どもたちのスナップ写真は瞬間を切り取って思い出を視覚的に残すものである。
将来結婚式のプロフィール写真などでも使うと思うと少しでも良い写真を撮りたくなるのがおやというもの。子どもの写真をキレイに残すためなら追加機材の購入もプライスレスなのである。
その点SB-300はリーズナブルなのがうれしい。
上達に悩んで高価なカメラにいく前にまずはSB-300でバウンス撮影をお試しあれ!
なおキャノンのエントリーモデルは270EX IIからモデルチェンジして後継にあたるEL-100となっている。
ニコンのエントリーモデルはこちら↓
キャノンのエントリーモデルはこちら↓
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