【デジイチ】TDRで子ども撮影 前編 カメラ選び2つのポイント
こんにちは。子どもたちの写真撮影に命をかけているK☆太(@makiriri_com)です。
「TDR(東京ディズニーリゾート)に行ったら子どもたちをワンランク上のステキな写真を撮ってみたい!」
そんなパパ・ママは多いのでは!?
俺氏もはじめて一眼レフのマニュアル撮影で挑んだTDRは失敗の連続だった。
しかしその経験を生かし挑戦を続けることによりとうとうコツを掴むことに成功!
本稿ではTDRで乳幼児(0〜6歳)の撮影を重ねた経験から得た持っていくのに適したカメラと子どものステキな写真を撮るコツを前編、後編に分けて紹介する。
一眼レフやミラーレスを持っているのにオートモードしか使っていないパパ・ママはもったいないぞぉ~!
まず前編はこれからカメラを買うパパママ向けの「カメラ選び編」
それでは張り切っていってみよう!
※作例は表示を優先して70%以上圧縮しているので画質は参考にしないでほしい(`・ω・´)キリっ
スマホのカメラ1つでは厳しいという5つの事情
まずはじめに一眼レフカメラが必要な理由から。
小さな子どもといくと荷物が多いし抱っこもしなくてはならない。ファーストパスを取るのに父は一人パークを倍移動しなくてはならないしなるべく荷物は減らしたいところだ(滝汗)
なのでカメラはスマホで乗り切るのが一番身軽である。
超広角レンズであるスマホのカメラ、特にiPhoneのカメラは非常に優れていてる。
しかしスマホとは別に一眼レフを持っていきたい事情があるのだ。
1.電池がもたない
われわれ現代人は知らず知らずのうちに驚くほどスマホに依存している。
TDRでも写真・動画の撮影に別行動時の通話、TDR公式アプリ使用(マップ、スケジュール、待ち時間、ショー抽選etc)など驚くほど電池の消耗が激しい。
カメラは一眼レフで別運用している俺氏でさえ1日でスマホの電池残量がギリギリになりモバイルバッテリーを使うときがあるほどだ。
2.動きに弱い
幼児はなかなか静止してくれない。特にTDRに来ているということでテンションはMAXだ。
本人はバッチリ静止してポーズを取っているつもりでも動いていることが多々ある。
しかし滅多に行けないTDRでは絶対にシャッターチャンスを逃したくないよね。
そこで一眼レフやミラーレスのマニュアル撮影だとシャッタースピードを上げて対応することができるのだ。
スマホでは連写を使ってもシャッタースピード自体を早くできないので厳しい。
3.他人までクッキリ
いつも混んでいるTDRで他人を映らないようにするのは難しい。
ポートレートモードがないスマホでは他人の顔までハッキリバッチリ写しちゃってくれる。
しかし一眼レフやミラーレスのマニュアル撮影では他人をボヤっとさせる方法があるのだ。
4.顔が歪む
スマホのカメラレンズは広角が故に歪む。顔のアップなどは魚眼レンズみたいに歪んでしまう。
最新のiPhoneの写真はものすごく綺麗だがこの問題はクリアできないのだ。
5.きちんと被写体の瞳にピントを合わせたい
今回のテーマ「TDRで子どもをステキに撮る」で基本となるのはきちんと被写体の瞳にピントを合わせること!
スマホや液晶モニターのタッチフォーカスではとっさに瞳にピントをドンピシャで合わせるのは難しい。
だからといって今はやりの瞳AF搭載機はまだまだ高価である。
そこでファインダーが必要になってくるのだ。
マニュアル撮影機を選ぶ2つのポイント
いつもTDRにきくとき我が家と義姉家といくのだか幸運なことに対照的な2台のカメラでいろいろと比較することができたのでそれぞれの利点、欠点がよく分る。そこでカメラを選ぶうえで決め手となる2つのポイントが浮かび上がった。
- 義兄:ミラーレスのNikon-1 ファインダーなしでオート撮影
- 俺氏:一眼レフのD5200 ファインダーでマニュアル撮影
ポイント1:コンパクトであること
まずは機動力だが首から下げたまま行動するときは断然コンパクトなミラーレスに軍配が上がる。交換レンズも軽量コンパクトである。当たり前すぎるよね。
俺氏はパレード用に望遠レンズを持ち歩いているが重い。一眼レフを持って子どもを連れて歩くとなると中望遠1本で勝負するのが妥当だ。
ポイント2:ファインダーがあること
次に撮影について。
カメラを構えてからピントを合わせて撮影するまでのスピードはファインダー撮影の方が圧倒的にはやい。
ミラーレスはタッチパネルじゃないタイプだと余計に時間がかかるし炎天下では液晶も見辛い。
ベストはファインダー付きのミラーレス
これら2台のカメラの利点を合わせると小さい子ども連れでTDR持っていくのにピッタリなカメラはコンパクトでファインダーがあるという2つのポイントをクリアすればよいことになる。
ベストは高額になってしまうがファインダー付きのミラーレスとなる。
ミラーレスの液晶ファインダーのタイムラグは昔と違いとても少なくなっている。
さらにタッチパネルだとスマホライクにフォーカスポイントを決定できるので家族全員で使うなら断然こっちがよい。
機種によっては瞳AFも搭載されている。
俺氏的にはファインダー付きでタッチパネルのNikon Z50、Canon EOS Kiss M2、FUJIFILM X-T20、SONY α6400辺りがおすすめだ。
価格を抑えたい場合はコンパクトな中古のAPS-C一眼レフ
上記のミラーレスはカメラ界ではエントリー機の部類とされるが育児中で出費がかさむ家庭にはちと厳しい金額だよね。
そこでおすすめなのが中古のAPS-Cのエントリーモデルの一眼レフだ。
要はファインダーが搭載されていてマニュアル撮影ができればよいのである。
中でもコンパクトで機能のバランスがよい下から2番目モデルがおすすめだ。
おすすめはNikon D5600、Canon EOS Kiss X9iといったところだ。
ちなみに俺氏は現在もD5200を愛用中。
マニュアル撮影を覚えてしまったらボディはこのクラスの機能で十分でレンズが欲しくなる。
次回予告
以上、TDR撮影に適したカメラの選び方でした。購入するカメラは決まったかな!?
各社APS-Cもミラーレスに移行しているのでお手頃価格で中古一眼レフが手に入る。
さて次回はお待ちかねの撮影編である。
すでにカメラをお持ちの方はマニュアル撮影をマスターすると最新カメラを買わなくても幸せになれるぞ!
後編ではビギナー向けマニュアル撮影の設定アドバイスとコツを紹介!
後編へつづく↓