
【レポート】千歳基地開庁60周年記念航空祭 これもまた航空祭
こんにちは。トップガンの影響で戦闘機が好きな世代のK☆太(@makiriri_com)です。
2017年の千歳基地の航空祭は千歳基地開庁60周年記念航空祭!
例年よりも張り切っていってきたぞ。
天気予報は目まぐるしく変わったが当日は雨は回避で絶好の晴れ予報。
なので今回は張り切って朝こっぱやく余市を出発してオープニングフライトに間に合うことに成功!
しかし千歳の空は厚い雲に覆われていたのであった。
嗚呼、レポートをタイピングする指が重い・・・・。写真も少ないぞ。それでは本編をどうぞ。
なんと記念撮影が2機!
車を駐車場に停めてF−15とT−4のオープニングフライトを歩きながら見て会場入り。
途中寄り道してSUBARUが出店しているアイサイト体験試乗ブースで試乗。
特典のアイサイトと同じ様に障害物でちゃんと止まるミニカーをゲットだ。
思っていたよりも壁直前でブレーキが作動するのには家族一同驚いたのであった。
航空機を作っているSUBARUならではのタイアップだね。
そして会場入りすると真っ先に記念撮影に並んだ。混まないうちにすませていまう作戦だ。それに昨年は長女氏がお昼寝してしまったので朝一としたのだw
例年はF−15との記念撮影だけなのだが今回は千歳基地60周年ということで記念塗装のT−4との豪華二本立て!
うん、良い写真が撮れて満足。
次々に変更・中止されるプログラム
上空が厚い雲に覆われているため次々にプログラムの変更、中止となった。せっかく朝一からきたのになぁ。
俺氏的には楽しみにしていたF−2、VADSによる模擬対地攻撃&模擬対空射撃、F−15の機動飛行が中止になったのが超絶悲しい。
政府専用機B-747も航過飛行のみ。
しかし毎回悪天候でも飛んでくれるアメリカのアクロバットチームのF−16は今年も魅せてくれた!
すごい迫力!
だが今年も長男氏を左手に抱えながらの撮影のためカメラサービスのスロー飛行時しかまともに撮影できなかった。迫力を伝えられず申し訳ないw
ヴェイパーとアフターバーナーに大興奮だ。しかし雲ではっきり見えない。
命知らずのアクロバットチームでも今回はさすがにバーチカル系はおこなわなかった。
天気予報よりも気温が上昇
曇りですごしやすかったのだがだんだん晴れ間も出てきて気温が上がってきた。
一般休憩所として解放されている格納庫は風通しがとてもよく涼しいので例年どおり展示を見ては戻ってを小まめに繰り返すことで熱中症を予防する作戦をとった。
屋台ではかき氷を買ってクールダウン。
長男氏お目当のグッズと毎年恒例のタコライスも購入。
準備万端で前日の予行練習は第5区分止まりだったブルーインパルスに期待が膨らむ!
地上展示を見学
ブルーインパルスの飛行展示までの一時、長女氏のお昼寝タイムのため長男氏と2人で地上展示を見学だ。
今年は朝一から会場入りしたのでのんびり回れるぞ。まずはF-15の60周年記念塗装をチェックだ。
そして運よく大型輸送機のクルーと記念撮影を撮ることに成功!
長男氏には迷子札として俺氏と長男氏のプロフィールを刻印したドックタグを一組にしてお揃いで首から下げている。
それをクルーが発見してくれて盛り上がり自分のドックタグも出して撮影に応じてくれたのだ!
気さくなクルーの皆さんありがとうございました。俺氏と長男氏は大興奮だ。
いよいよブルーインパルス!だが会場に衝撃が走る
さぁいよいよ待ちに待ったブルーインパルスの展示飛行だ。
会場で合流した航空祭仲間のファミリーと一緒にワクワクしながらウォークダウンを見守りそのときを待つ。
一昨年は中止、昨年は第5区分と2年連続でアックロバットを見れていないので期待が膨らむ。
すべてのチェックが終わり全機滑走路にスタンバイ。スモークチェックも完了しさぁはじまるぜパーティタイム!
今か今かとドキドキしているとアナウンスが流れる。
「機体トラブルのため少々お待ちください。」
なぬ!?
(後日知ったのだがブレーキの故障だったとのこと。)
待ち時間が長く感じる。ここで長男氏が抱っこのまま寝てしまう。俺氏ピンチ!
そして衝撃のアナウンス。
「5番機、6番機による展示に変更します。」
ええぇ〜!?
全オーディエン氏の悲鳴。
しかし本日は背面飛びで人気の5番機パイロットのEDENこと園田さんのラストフライトなのだ。なんとかラストフライトが見れることになって一安心だ!
背面飛びの5番機、EDENさんのラストフライトが実現
2年前の悪夢である完全中止は間逃れなんとかテイクオフ!
5番機、6番機の見所でもある離陸は残念ながら通常モード。
やはりバーチカル系は無理なのか・・・・
会場を一周して縦横に1回ずつローパスしウェザーチェック終了後またもや無情なアナウンスが。
「本日は上空の天候不良により展示を中止いたします。」
会場は全オーディエン氏のため息で溢れた。
やはりまだ雲が低かったようだ。
嗚呼、EDENさんのラストフライトがぁ・・・・
そして2機のブルーが戻ってくる。
が、あれ!?
「”着陸灯”が点いていない!?」
「スモークを出してのコンバットブレイクだとぉ!?」
全身鳥肌がたった。
俺氏は完全に油断していてシャッターを切り損ねた。中止のアナウンス後の精一杯のファンサービス。
EDENさんから最後の「ありがとう」のメッセージだったのではないだろうか。
全俺が涙した。
飛ばない、これもまた航空祭
以上、千歳基地航空祭のレポートでした。
細心の注意を払って飛ぶ航空機。機体に異常があれば絶対に飛ばない鉄の掟。そしてほかの航空機をストップさせるため、限られた時間しかない。
残念だがこれもまた航空祭、一つのドラマなのだ。
楽しみにしていたファンも残念だったがそれ以上にドルフィンライダー、ドルフィンキーパーにとって無念な結果だったに違いない。
北海道は他県に遠征してリベンジするのが難しいので1年間我慢しなくてはならない。2年連続プログラムの中止・変更、ブルーインパルスのアクロバット中止が影響しているのか今年の航空際は例年よりもすいていた。
そして今回の中止。来場者はさらに減ることだろう。だが俺氏は来年もいく。飛ぼうが飛ばまいが毎年いく。なぜなら
一度ブルーに魅せられた者だからだ(`・ω・´)キリっ
基地関係者の皆さん、会場に訪れた皆さん、お疲れさまでした。また来年も会場で会いましょう!