【Mac】外付けHDD/SSDをMacとWindows間で共用
こんにちは。何事もバックアップは怠らないしっかり者のK☆太(@makiriri_com)です。
君はちゃんとMacのバックアップはしているかな!?
Macのバックアップといえば言わずと知れた純正アプリケーションであるTimeMachineで外付けHDD又はSSDに保存する方法が一般的である。
その際フォーマット形式はMac OS 拡張(ジャーナリング)にしなくてはならない。
しかし当然このフォーマット形式ではWindowsに繋ぐと読み取り専用となり自由に書込みする事が出来ないよね。
逆もまた然りで、WindowのPCで使っていたNTFS形式でフォーマットされている外付けHDDを買い替えたMacにつないでみると読み込み専用となってゾッとした経験がある人もいるのでは!?
因みに俺氏はそのゾッとした一人だ(´;ω;`)ブワッ
しかし、画像などのデータのやり取りだけは何とかならないものかと思っている人は多いはず。
そんな君に朗報!
本稿では外付けHDD/SSDでMacのTimeMachineでバックアップを取りつつもWindows間でデータは共用してしまうという裏技を紹介するぞ。
それでは張り切って行ってみよう!
外付けHDD/SSDをMacとWindowsPCで共用するには
それでは順を追って解説して行く。
まずは外付けストレージをMacとWindowsPCどちらでも使えるハイブリットな形式にフォーマットする必要がある。(特殊なユーティリティをインストールすればその限りではないが今回は省略する。)
外付けストレージのフォーマット形式
今一度フォーマット形式の特徴を簡単に説明しておく。
形 式 | OS X | Win10 | 特 徴 |
FAT16 | 読み○/書き○ | 読み×/書き× | 2047MBの領域までしか使えない古い形式。 |
FAT32 | 読み○/書き○ | 読み○/書き○ | 最高4Gまでのファイルしか扱えない。 |
NTFS | 読み○/書き× | 読み○/書き○ | WindowsNTファイルシステムというWindows標準フォーマット。 |
exFAT | 読み○/書き○ | 読み○/書き○ | 万能だがTimeMachinには使えない。 |
HFS+ | 読み○/書き○ | 読み○/書き× | Mac OS 拡張(ジャーナリング)というMac標準フォーマット。 |
APFS | 読み○/書き○ | 読み○/書き× | OS 10.13以降で使用されている新しいフォーマット。 |
ハイブリッドなフォーマット形式はこれ!
画像データなど大容量データをMacとWindows両方で扱うハイブリッドなフォーマット形式ならexFATで決まりだ。
しかしTimeMachineでバックアップとなるとMac OS 拡張(ジャーナリング)のHFS+となる。2台の外付けストレージが必要になるのか・・・・
1台の外付けドライブをTimeMachineとデータ両方で使う裏ワザ
そこで、どうしても1台の外付けストレージで済ませたいという人には裏技があるぞ!
なんとパーティションを分けてTimeMachine用のMac OS 拡張(ジャーナリング)と、データ用のexFATを、1台のストレージの中で別々の形式にフォーマットしてしまうのである!
それでは手順を見ていこう。
外付けストレージを接続すると次のウインドウが表示されるので、「後で決める」をクリックする。
アプリケーション→ユーティリティ→ディスクユーティリティと進みパーティションの設定を行う。
- パーティションをクリックする
- +をクリックしてパーティションを追加する
- パーティションに名前を付ける
- フォーマットを選択する
- サイズを選択する
- 適用をクリックしてフォーマット開始
最後にMac OS 拡張(ジャーナリング)の方をTimeMachineに設定する。すると初回のバックアップが開始される。
初回バックアップは時間がかかるが、次回からは差分のみのバックアップとなるので早くなる。
俺氏はTimeMachine用は別運用
外付けストレージ1台運用の方がPC周りがスッキリするのだが、俺氏はTimeMachine専用にはバスパワーモデルを別途使用している。
現在はiMacを使用中だが、もしもMacBookに買い替えた時に一緒に持ち歩ける方が便利だからだ。
そして持ち歩く事の無い画像用はデータ容量の多い画像や動画を扱うため、またGoogleフォトに自動バックアップの設定をしてあるという理由で電源供給の安定した据え置き型なのである。
まとめ
exFAT形式でフォーマットしおくと、デジイチで撮った写真を他人にプレゼントする時に相手のPCのOSを気にすることなく直接外付けストレージをUSBポートに繋いで転送出来るので楽である。
そして外付けストレージ1台運用でTimeMachineとexFATを共存したいならなら裏技でパーティションを分けちゃおう。
以上、外付けHDD/SSDをMacとWindowsPCで共用する裏技でした。
外付けストレージはフォーマット形式を考えて自分にピッタリな運用方法を見つけよう!