【HONDA除雪機】HSS760n(JX1)クロスオーガは伊達じゃない!

2021年3月11日頼れるお父さんのライフハック

こんにちは。雪深い北海道で田舎暮らしを楽しんでいるK☆太(@makiriri_com)です。

田舎暮らしの美学とはダッシュ村のように自然に逆らわず古き良き時代の文化を重んじてのんびりと生活していくことかもしれない。そういう生活も素晴らしいのだが・・・・

俺氏が住んでいる余市町は海と山に囲まれた田舎町。

せっかく田舎で暮らしているのだから遊びたいことが山ほどあるっていうのに冬になると除雪の時間がもったいない。

筋トレと思えばそれも悪くないのだが・・・・だってもっともっと釣りやスキーに行きたいじゃない!?

そこで子どもが増えて育児が忙しくなったこともあり、家族満場一致の意見で除雪機を購入するにいたった。

田舎暮らしの美学無視、ハイテク万歳なのである(`・ω・´)キリッ

田舎に移住することをためらっている理由に、この田舎暮らしの美学が足かせになってはいないだろうか!?

もっとゆるく構えて文明の利器をどんどん使ったって良いじゃない。こだわり過ぎたら車にも乗れず移動は馬車になってしまうぞ。

ネットショッピングで何でも買えるので電気と水さえあれば田舎でも快適に暮らせるのだ。

さあ皆も一か八か田舎に移住してみてはいかがだろうか!?

本稿では購入から5シーズン使い込んだ俺家の除雪機をレビューする。

除雪機購入を検討している方の参考になれば幸いだ。

それでは張り切っていってみよう!

HONDA小型除雪機スノーラHSS760n(JX1)

俺氏はもともと大のHONDA党。しかし現在のラインナップに乗りたい車がなくしばらくHONDA車離れしていたのだった。

そんな中、再びHONDA車を所有できるという喜びは計り知れないのものである。

ジャーン!

HONDA HSS760n(JX1)

HONDAレッドがまぶしい!

赤い彗みたいでカッコ良すぎる。

操作パネルはいたってシンプルだ。

除雪機を買おうと思った年にタイミングよくリリースされた世界初のクロスオーガ搭載シリーズである。

まるで運命的な出会い。ほんと一年早く買わなくてよかったよ(;´Д`A

クロスオーガとは順回転するオーガと逆回転するオーガがクロスするシステムで、小型除雪機の弱点であるフロントの浮き上がりを抑えて仕事効率を上げることに成功した画期的なシステムなのである。

俺家が購入したのはクロスオーガ搭載モデルの中では一番小型となる7馬力モデルだ。

ほかにもクロスオーガ搭載モデルにはHSS970n(JX1)、HSS1170(JX1)の2タイプがある。

※名前が似ているHSS760n(J2)はクロスオーガ非搭載なので注意!

スペック

寸法・重量

全長(mm)1410
全幅(mm)620
全高(mm)1170
機体質量(kg)120

エンジン性能

種類 空冷4ストローク 単気筒OHV
総排気量(cm³)196
最大出力/回転数(kW[PS]/rpm) 4.3[5.8]/ 3,600
仕様燃料自動車用無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L)3.1
始動方式 リコイルスターター(手動)/セルフスターター(電動)

除雪・投雪性能

除雪幅(mm)605
除雪高(mm)510
最大除雪量(t/h)42
最大投雪距離(m)15

その他

移動HST(油圧式無段変速)
除雪クロスオーガ搭載、スムーズ・スクレーバー、角型投ブロア雪口
操作二段式電動シューター、オーガ高さ手動調整
メンテナンスバネ鋼オーガ、タマゴ型ディスク
快適・安心性能ハイトラクションクローラ、安心クラッチレバー、電動始動

5シーズンの使用経験を経て分かったこと

意外と操作が忙しい

操作自体は簡単なのですぐに運転できるようになるのだが、早く作業しようとすればそこそこの経験が必要となる。

誰でも簡単操作といわれているが、実際はシューターの操作やオーガの高さ調整などぶっちゃけ結構忙しい(;´Д`A

それに手際よく作業しないとガソリンがもったいない。

全て除雪機でやろうとしないで、雪をある程度スコップなどで寄せてから除雪機で飛ばすと効率がよくなるぞ。

クロスオーガは伊達じゃない!

最小の7馬力モデルでもクロスオーガの恩恵でフロントが浮かないため、除雪車が置いて行った硬雪も攻めることが可能。体感的にはクロスオーガ非搭載のワンランク上のモデルと同等だそうだ。

投雪距離も家庭で使うぶんにはじゅうぶんといえる。

ハイブリッドタイプと違い、機体の方向転換は人力だがコンパクトで軽いためさほど苦にはならない。

湿った雪は苦手

いくらクロスオーガとはいえシャバシャバの湿った雪は苦手。

これはシューターから投雪するタイプの除雪機全般にいえることだが雪がシューターに詰まって飛ばずにボタボタと出てくるので効率が悪い。

専用カバーで長いお付き合い

最初は練習もしたのでガソリンを多く使ったが慣れてくると燃費は思ったよりもよく、1シーズン2軒分除雪して20リッター程度しか消費しないですんでいる。

車両価格は一番小さいHSS760n-JXでも40万円前後するが、除雪業者と契約することを考えると10年ほどでペイできる計算になる。

定期的にメンテナンスすると20年位使えるそうなので定年まで楽できそうだ。

なのでカバーは専用のものを買うことをおすすめする。

注意点

どんなに優れていてもやはりまったくのノントラブルとはならない。注意点もあげておく。

シャーボルトは消耗品

初めての除雪機を所有したのだがシャーボルトが結構簡単に飛ぶことに驚いた。

シャーボルトとは固いモノを巻き込んだ時に壊れてオーガの連結をパージする安全機構。

ちょっとしたアスファルトの段差などに引っ掛けると一発だ。

シャーだけに通常の3倍の速さで消費する。

3倍はちょっと言い過ぎたがシーズン前に多めに用意しておくと安心である。

必ず純正品を使おう。

サイズ:6×18mm

凍結に弱い箇所あり!

比較対象がないので個体差なのか分からないが唯一弱点がある。

使用後にスロットルワイヤー付近(赤丸で示した部分)の雪や水分を拭き取らないとここから水が伝わってスロットルが凍結して動かなくなってしまうことがあるのだ(;´Д`A

そうなるとエンジン始動時にスロットルレバーをロウにしても全開のまま戻らなくなってしまう。

2シーズンでパッキンも割れてしまったのでショップでの点検整備時に交換してもらった。

その際スロットルの凍結の件を相談したら、たぷーりグリスを塗って隙間を埋めてくれて、それ以降は凍結しなくなった。

もしもワイヤーがたるんだ状態になっていたら凍結のサインなので要注意!

バッテリーの寿命

バッテリーは5シーズン目に怪しくなり6シーズン目に入る前に交換した。

これは環境に依存する部分が大きい。寒ければ寒いほどバッテリーにダメージが蓄積されるからだ。

ちなみに俺氏の住む地域は厳冬期でも-10℃くらいまでしか下がらないので北海道の中でも較的温暖な地域である。

毎日使用後に取り外して暖かい室内で充電して保管すればもっと長持ちするが氷点下の朝にバッテリーの取り付けをするのは現実には厳しい。

仮にバッテリーが上がっていたとしても手動のスターターがあるので安心。

忘れがちでテンパってしまうが落ち着いて思い出そう。

忘れていて車からジャンプしたことがあるのは内緒だ(`・ω・´)キリッ

純正バッテリーはGSユアサ YB18L-A

投雪方向には十分注意を!

巻き込み事故への注意に集中しがちだが投雪方向にも注意が必要だ!

近隣の敷地に雪を飛ばしてしまうとトラブルのもととなる。

実際に俺家の窓も近隣からの投雪で割れたことがあるのだ。

真冬に窓が割れると悲惨だぞ(;´Д`A

慣れてないとどれだけ雪が飛ぶか分からないのでシューターの向きと角度は様子を見ながら少しずつ調節しよう。

スロットルはクラッチをつないでから上げる!

クラッチをつないでオーガを回転させて投雪するのだが、その際は必ずクラッチをつないでから回転を上げていくこと!

高回転にしてからクラッチをつなぐとベルトが滑り消耗が早くなるのだ。

明らかに「キュッ」というベルトの滑る音がするのですぐに分かる。

長期保管方法

長く使うためには大事に保管しよう。

1.本体を角材などに乗せる

2.燃料コックを閉める

3.エンジンをかけてキャブ内に残留しているガソリンを使い切ってエンストするまでアイドリングする

4.バッテリーの端子を外す

5.タンクの錆防止のためににガソリンを満タンにする

6.ボディの汚れを拭く

7.カバーをかける

定期点検整備

定期点検整備は2年に1回以上のサイクルで販売店に依頼しよう。

  • オイル交換
  • キャブクリーニング
  • 各部増し締め
  • バッテリー充電
  • 消耗品交換
  • 塗装など

購入は9月に早期予約で!

以上、HONDA小型除雪機HSS760n(JX1)のレビューでした。

除雪機を購入してからというもの除雪時間が短くなり、その分の時間を有効に使えるようになった。

これから歳をとって筋力が落ちていくことを考えても本当に買ってよかったと思う。もっと早く買っていればw

一軒家を建てる際は初めから除雪機も予算に計上することをおすすめする。

クロスオーガは巷での評判も良く非搭載モデルと比較したデメリットは価格のみ。

除雪機は定期メンテナンスわすれば20年は使えるとのことなので少しがんばってクロスオーガを選びたいところである。

クロスオーガ搭載モデルは型番の末尾に(JX1)がつく。購入時は通常モデルの(JE1)や(J1)、(J2)と間違わないように注意しよう。

見た目ではブレードがブラックとシルバーの交互に配置されているのが見分けるポイントである。

除雪機は大きければ大きいほど作業効率がよくなるが一般的な一軒家ならHSS760n(JX1)でじゅうぶんだ。

ただ1つ覚えていて欲しいのはいくらクロスオーガとはいえシャバシャバの湿った雪は得意ではないこと。

これは大きさを問わずシューターから投雪するタイプの除雪機全般にいえることなので春先の湿った雪は解けるのを待とう。

購入する時期だが、9月から行なわれる早期予約で購入することをおすすめする。

実際に使用する繁忙期に近くなるとすでに在庫は残っていない。買うと決めたら早期予約解禁と同時に予約しよう!