【パパママ必見】シンデレラレンズ×バウンス撮影で赤ちゃんを美しく撮る!
こんにちは。赤ちゃんの撮影に命をかけているK☆太(@makiriri_com)です。
「産まれたばかりの赤ちゃんの姿をステキな写真で残しておきたい。」
そう願ってデジタル一眼レフやミラーレスを購入する親御さんが近年増えている。
しかし思いのほか平凡な写真でiPhoneと大差なく「え、こんなもんなの!?」となってはいないだろうか。
そんなパパママ必見!
本稿ではビギナー向けに一歩踏み込んだ撮影であるスピードライトを使ったバウンス撮影について解説する。
エントリー機のカメラでもメルヘンチックでステキな赤ちゃんの写真が撮れちゃうのだ。
出産に合わせてデジイチを購入予定の方や持ってはいるものの満足な撮影ができないで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてね。
それでは張り切っていってみよう!
用意する撮影機材
カメラボディ
フルサイズ、APS-C問わずお手持ちのデジタル一眼レフカメラまたはミラーレス等のレンズ交換式カメラでスピードライトが装着できるもの。
単焦点レンズ
F値2.8以下の明るいレンズ。ボケで赤ちゃんをふんわりメルヘンチックに表現することができる。
焦点距離が35mm以下である広角レンズは避けたい。スマホのレンズは広角なので顔がかなり歪むのにお気付きだろうか!?
おすすめとなるのは低価格で明るい単焦点レンズ、通称「シンデレラレンズ」である。
NIKONのAPS-CだとAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gがそれに該当する。
しかし俺氏はちょっと奮発してAF-S DX Micro NIKKOR40mm f/2.8Gという単焦点マクロレンズをポートレートにも代用しているぞ。
そのためレンズを換えずにグッと寄った写真もバシバシ撮れる。
CanonのAPS-Cならいわずと知れたEF-S 24mm F2.8 STM、通称「パンケーキレンズ」があまりにも有名。とにかく価格が安い。ただ焦点距離24mmと広角レンズとなる。
SONYのミラーレスならSEL50F1.8(E 50mm F1.8 OSS)となる。
スピードライト
次に用意するのはバウンス撮影が可能なスピードライト。
バウンス撮影とはスピードライトの光を壁や天井に反射させて間接的に被写体をライティングする撮影方法である。
自然な色合いで立体感のある写真を撮ることができるのが特徴。
お部屋の中での撮影であればエントリーモデルで充分だ。
インスタ映えする写真が簡単に撮れるようになる超絶おすすめのアイテムだ。
各社からオプションとしてラインナップされている。
バウンス撮影の詳細記事はこちら↓
赤ちゃん撮影のコツ
それではいよいよ赤ちゃんの撮影だ。
撮影条件はISOはオート、シャッタースピードはあらかじめ赤ちゃんの動き具合に合わせ早めに設定しておき、後は構図に合わせて絞りでボケ具合を調整するという感じ。
AFはシングルフォーカスモードにし瞳でピントを合わせてから構図を決めるのが基本中の基本だ。
カメラに瞳AFが搭載されていればそちらでOKである。
そしてスピードライトは必ず壁や天井にバウンスさせて間接的にライティングしよう。
作例紹介
使用機材
カメラボディ:NIKON D5200
レンズ:AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
スピードライト:NIKON SB300
モデル:次女(0ヶ月)
病室にて
産まれたばかりなのになにか喋りだしそうな臨場感である。産毛感とかすごいでしょ!?
バウンス撮影により暗い病室でも立体感があり温かみのある写真を撮ることができている。
良い感じにキャッチアイ(瞳に写り込んだ光)も入っているのにも注目して欲しい。
これが内臓ストロボでストレートに当ててしまうと赤ちゃんはびっくりするし白飛びしたノッペラした写真になってしまうのだ。
だからといってISO感度を上げてノーストロボで撮影してもノイズが発生して良い写真は撮れない。誰かがライティングしてくれれば別だけど・・・・そんなの無理だよね!?
顔のアップ
ファインダーを覗く俺氏はもはやキュン死寸前。
F値は低ければ低いほどボケてメルヘンチックになるが顔などのアップでは開放し過ぎると大事な部分もボケてしまうのでほどほどにしよう。
手や足のアップ
これも忘れずに撮っておきたい写真の1つ。バウンス撮影するとしわや毛穴がはっきり写って立体感が際立つ。
ただ作例の写真はちょっと寄り過ぎで絞りも足りなかった。指先までボケてしまっている。
まとめ
以上、シンデレラレンズとバウンス撮影の組み合わせによる赤ちゃん撮影の紹介でした。
APS-Cのエントリー機でもiPhoneでは撮れないワンランク上のステキな写真を撮影できることがおわかりいただけただろうか!?
スマホではやりのポートレートモードでボケを作り出せたとしても、レンズは広角なので顔の歪みまではどうしようもならないしフラッシュもストレートにしか当てられない。
そこで赤ちゃん撮影においてシンデレラレンズとスピードライトの2つはぜひ揃えたいアイテムとなるのである。
この2つは赤ちゃん撮影以外でもさまざまなシーンで使えるので決して買って損することはないぞ。それに赤ちゃんの一生に一度の瞬間はプライスレスなのだ。
注意点として当然ながら単焦点レンズはズームはできないので自分で動かなくてはならなく多少不便ではある。しかしそれ以上に得るものは多い。
それともう一つ、ボケ中毒でF値全開放病にならないこと!
単焦点のボケに感動した当初に落ちいりやすい病気なので気を付けよう。
ボケを利用して散らかった部屋をごまかしたり便利なボケだがやりすぎると大事な部分もボケてよくわからない写真になってしまうぞw
それでは赤ちゃんが産まれた興奮で手ブレしないことを祈る!