
【マイホーム】北海道で新築から15年で語る良かったこと失敗したこと
こんにちは。北海道の田舎にマイホームを建てて15年が経過したK☆太(@makiriri_com)です。
家ってさんざん話し合ったにもかかわらずいざ建ててみたら失敗したところや後悔したところって絶対あるよね。
本稿では住まいについて実際に住んでみて良かった点とこうしておけば良かったといった失敗した点をズバリ解説していく。
これから新築一戸建てを予定している人やリフォームを考えている人の参考やヒントになれば幸いだ。
それでは張り切っていってみよう!
成功ポイント
太陽光発電
契約当時ちょうど電力会社とハウスメーカーがソーラーパネルの設置キャンペーンをおこなっていたのでありがたく乗っかった。
システムのペイが予定では20年だったところ電気代の急騰で10年ですんでしまった。以降は故障もなく純利益♫
2018年の北海道胆振東部地震で長期停電になったときにも大活躍した↓
太陽光発電でカーボンニュートラルを目指すなら大自然にメガソーラーを作らずとも自分の家の屋根にあればそれですむこと。
北海道では冬季の12月〜3月は雪で埋まって稼働しなくても恩恵は大きい。
ソーラーパネル自体は丈夫で寿命も20年〜30年と結構長い。パワーコンディショナーの寿命が10年〜15年となるのでパネルの寿命までに最低1回は部品交換または本体交換が必要となる。
他にはケーブル類の劣化に気をつけたい。
これから導入するなら蓄電池も必須だ。
その時々によって補助金や電気買取価格が変わるのでシミュレーションしよう。
ただ買取価格が下がった現在は投資というより自己消費で節約という前提で考えよう。
降雪地域は平屋根
オシャレな三角屋根への憧れがあると思うが積雪の多い地域では雪を乗せっぱなしにできる平屋根がベスト。大昔は屋根の雪を落とさないと家が潰れてしまったが今は耐震構造で家が丈夫になっている。
よほど広い敷地でないかぎり屋根から落ちた雪の処理が大変なのだ。若いときはまだ筋トレとして楽しめるが老後や病気になったときにはたして除雪できるだろうか!?
三角屋根のご近所さんの除雪作業を見るたびに気の毒になる。もしそれが自分の姿だと想像するとゾッとする。三角屋根推しの嫁氏と意見が別れたが平屋根の意見が通って本当に良かったw
お隣さんに流れないようにするフェンスを建てるという手もあるが予算が上がるし景観も悪くなる。
平屋根にするさいは雪の重さに耐えられる丈夫な設計にしてもらおう。雨樋の凍結防止のための電熱線は必須だ。
耐震等級3の安心感
とにかく地震に強い家にしたくてハウスメーカーは大震災でも実績のある阿部寛でお馴染みのセキスイハイムにした。
軽量鉄骨造の中でも鉄骨を溶接したボックスラーメン構造というレーシングカーのフレームのような丈夫な構造である。
北海道胆振東部地震でもびくともしなかった。
子どもが過去の震災の映像などで不安になり夜眠れなくなったときには「地震でも壊れなかったメーカーの丈夫な家だから心配いらないよ」と安心させることができるのは大きい。
セキスイハイム公式サイト↓
暖房は灯油ボイラー
建築当時は灯油の方が圧倒的にランニングコストが安かったためオール電化にせず暖房は灯油ボイラーにした。
北海道は冬に太陽光発電できないのでオール電化にはリスクがあるのだ。
結果的に灯油にしておいて大正解。
ボイラー更新時に状況を見て電気ボイラーに替えられるようにしてもらったが結局また灯油ボイラーにした。
10年以上の年月が流れているので新しいボイラーは燃費が大幅に向上している。
ただ火災のリスク考えると灯油燃料のような可燃物はないほうが安全である。
灯油タンク汚ないなw
有線ホームネットワーク
当時はWi-Fiなどなかったので各部屋で有線LANができるようにONUの近くからケーブルを引いた。
Wi-Fi主流の現在でも有線で繋げられる機器は安定の有線接続。
メッシュWi-Fiを構築しなくてもWi-Fiスポットを増設するだけで良いという利点もある。
天井埋め込みサラウンドスピーカー
映画好き必見!
リビングのTVの位置に合わせて5.1chサラウンドスピーカーを天井に埋め込んだ。
フロント側↓
リア側↓
床に置くのはサブウーハーだけなので部屋がスッキリする。モデルルームで見て即決だったw
当時はまだ5.1chの時代。これから埋めこむなら6.1ch対応にしよう。
時代に合わせてアンプをBluetooth付きに替えたいところ。
屋外コンセント
屋外コンセントは本当に便利なので必ず付けたい。
車に掃除機をかける時や高圧洗浄機、DIYで電動工具を使うときなどに大活躍。
打ち合わせで話していてもいがいと設計段階で忘れやすいので気をつけよう。
焼肉ができるカーポート
車2台が駐車できる大きめのカーポートが重宝している。
車好きな俺氏はガレージライフに憧れていたが完全に予算オーバーだったのでカーポートにした。しかしこれが煙を気にせずに焼肉ができるし夏はタープ代わりになるので大正解だった。
こちらも雪を乗せっぱなしにできる鉄骨構造。
道路側はコンクリート塀にしたのでサッカーや野球の壁ぶつけの自主練ができるのもグッド。
残り3方向は壁に囲われていないので固定資産税もかからない。
失敗ポイント
和室の畳
長女氏にダニ・ホコリのアレルギーが発覚した。
いくらマメに掃除したとしても畳はダニの温床だ。掃除機で吸っても生きたダニは繊維にしがみつくので解決にならないのだ。
アレルギーのある人にはフローリングの和室をおすすめする。
畳にこだわらなくても道場みたいな和室もカッコいいぞ。
我が家も畳からフローリングにリフォームした。
電気温水器
建築時に設置した電気温水器が故障してエコキュートに買い替えたのだが電気代が衝撃的に安くなった。結果論だが壊れる前に買い替えても良かったくらい。はじめからエコキュートにするのが超絶おすすめだ。
エコキュートの室外機は寒い地域は寒冷地仕様にしよう。
雪が多い地域は室外機の設置でハードルが上がる。
対策として冬季に雪で埋まってしまわないように下駄をはかせて脚高にすると良い。
そして海沿いの地域は塩害対策使用にしよう。
JRA耐重塩害仕様↓
トイレのドアの鍵
トイレのドアなのだが鍵をかけると外から分かる表示錠にすれば良かった。
ドアノブを回すまで誰か入っているか分からないのは家族とはいえお互いに気まずい。子どもたちのあいだでもよくいざこざがおこるw
これからリフォームしたいと考えている部分である。
子ども部屋が足りなくなった
子ども2人を想定して子ども部屋を用意しておいたが子宝に恵まれて3人にw
客間や物干しなどに使っていた小さ目の多目的ルームを子ども部屋にしなくてはならない。
部屋は同じ大きさで作っておくと後々応用がきくぞ。
まとめ
以上、マイホーム新築の成功ポイントと失敗ポイントの解説でした。
俺氏的には良い点のほうが多かったが嫁氏的には直したいところがまだまだあるそうだ。
人生で一世一代の大きな買い物マイホーム。しかしたった1回で満足な完璧な家を建てることなどほぼ不可能だ。必ずあとからこうしておけば良かったという部分が出てくる。
これから家を建てる人やリフォームを考えている人にとって快適な住まいのヒントになれば幸いだ。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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