【ハイエース】頼りない純正エアコンフィルターを多層構造式にランクアップ
こんにちは。カビやホコリにめっぽう弱いK☆太(@makiriri_com)です。
以前クルマに乗ると湿った咳が止まらなくなることがあった。原因はエアコンフィルターのカビ!
エアコン内に発生したカビでアレルギー反応を起こし慢性的な成人気管支喘息になるというのが流行っている。咳喘息や大人喘息ともいい40歳を過ぎてからなる人も多い。
エアコンフィルターはしっかりしたものを定期的に交換して使いたい。
しかしせっかく新車で買ったハイエースの純正エアコンフィルターは頼りないものであった↓
通気性は良いのでカビにくそうではあるが普通車と同じ多層構造のエアコンフィルターに交換した。花粉症の人にもおすすめだ。
本稿では部品番号と交換方法を解説していく。意外と知られていないが交換作業は工具も一切使わず簡単なのだ。
せっかくなのでトヨタ・ダイハツ系のエアコンフィルター交換手順もあわせて解説するぞ。
それでは張り切っていってみよう!
1年に1回交換が基本
今までエアコンフィルターは車検時の2年に1回のペースで交換していた。
しかしDENSOでは1年に1回または走行10000kmに1回の交換を推奨している。
それでは使用期間1年半のタントのエアコンフィルターを見てみよう↓
真っ黒だ!
表も裏もホコリや黒カビがギッシリ。
上面の緑色の層は抗菌・防カビ仕様となっているが2年はもたないという結果だ。
さらに所々に虫の死骸も挟まっていて悶絶したのはいうまでもない。
エアコンのON・OFF、内気・外気の循環経路を問わず吹き出し口から出てくる空気はまずはじめにクリーンエアフィルターを通過する。
よってそのエアコンフィルターがカビてしまうというのは大変なことなのである。
長女氏のダニ埃アレルギーも発覚したのでハイエースは最低でも1年1回のペースで交換することを固く心に誓ったのだった。
エアコンフィルターの発注
まずは新しいエアコンフィルターの発注。
花粉など細かな粒子をシャットアウトできる多層構造のものが好ましい。
ディーラーでも取り扱うDENSO製が無難だ。
200系ハイエースはDCC1009が適応する。
購入の際は適合表での確認を忘れずに↓
交換手順①ハイエース
エアコンフィルターはグローブボックスの奥にあるので交換するにはグローブボックスをはずさなくてはならない。
1.グローブボックスをはずす。
画像に示したプニプニした部分を押すと秒ではずれるので力もいらず簡単だ。
2.エアコンフィルターのボックスの蓋を開ける。左側がクリップになっている。
3.画像右の社外品のエアコンフィルターに入れ替える。上下に気を付けよう。
4.逆の手順でもとに戻して完了。
交換手順②ダンパーあり
グローブボックスにはダンパー付きとダンパーなしのタイプがある。
俺氏が所有したクルマでは20系アルファードとタントがダンパー付きだった。
タントL385(L375も共通)で解説していく。
1.ダンパーとの接続を解除する。
ダンパーは向かって左側のみに存在する。
2.グローブボックスを取りはずす。
左右のストッパー(突起)が引っかからない方向を見つけるのがコツ。
3.下の付け根はヒンジになっていてハマっているだけなので力強く引き抜こう。
4.エアコンフィルターボックスの蓋を開ける。
同じように左側がクリップになっている。
5.エアコンフィルターを交換する。
上下はUP↑という刻印に合わせる。
6.逆の手順でもとに戻して完了。
交換手順③ダンパーなし
ダンパーがないタイプはルーミーで解説する。
兄弟車のトヨタ タンク・ダイハツ トール・スバル ジャスティは共通だ。
1.グローブボックスの赤い矢印部分を内側に押し込みながら引き抜く。
2.エアコンフィルターボックスの構造は同じ。蓋を開ける。
3.新しいエアコンフィルターと交換する。
上下に気を付けよう。
4.逆の手順でもとに戻して完了。
エアコンを切って乾燥させると長持ちする
以上、ハイエースを買ったらまず最初にやりたいエアコンフィルターの交換方法でした。
多層構造のエアコンフィルターはカビアレルギーだけでなく花粉症の人にもおすすめだ。
カビの発生を極力抑えたい場合はエンジン停止前にエアコンを切ってしばらく送風のみでエアコンフィルターを乾燥させるとよいぞ。
交換時期は湿った空気でカビが生えやすい夏が終わった秋頃がおすすめだ。
交換作業は工具も一切使わずとっても簡単なのでハイエースのエアコンフィルターをグレードアップしたい人はチャレンジしてみてね!
トヨタ ハイエース用
ダイハツ タント用(L375・L385)
トヨタ アルファード・ヴェルファイア用(20系)