【コールマン】新幕タフオープン2ルームハウス初張りin苫小牧アルテン
こんにちは。キャンプ歴は長いくせに面倒くさがりなゆるキャンパーK☆太(@makiriri_com)です。
テントは幼稚園の時から使っている40年前のオガワテント。
タープも張らない。
食事はカップラーメン、ステーキ、ホットサンドのローテーション。
コーヒーはネスカフェ。
ご飯にいたっては炊かずにタッパーで持参する始末である。
そんなゆるいキャンプを長男、長女と3人で楽しんでいたのだが、とうとう嫁氏と次女が参戦し家族5人全員でのキャンプをすることになったのだった。
キャンプにハマっている義姉家が我が家のぶんのサイトもサプライズで一緒に予約してくれたのね。
そこで急遽新幕を購入する運びとなったのである。
それでは2020年新作テント「タフオープン2ルームハウス」&苫小牧アルテンでの初張りキャンプレポート張り切っていってみよう!
ハピキャンの記事であるテントに一目惚れ
今回購入したテントはじつはアウトドア関連ライターのみーこパパさんがレポートしたハピキャンの記事で一目惚れしていたのだった。
コールマンの2020年新作テント「タフオープン2ルームハウス」である。
ハピキャンの記事はこちら↓
俺氏があったらいいなぁと考えていたキャノピーがタープになるタイプのテントだったので目にしたときの衝撃はすさまじかった。
コールマンのテントはノーマークだったのでこの記事との出会いは大きく運命を変えることになったのである。
キャンプ好きならすでにご存知だと思うがみーこパパさんご自身のブログ「ファミリーキャンピング」は情報量が多くとってもおもしろい↓
テント購入までの道のり
さて、めでたく新しいテント購入の運びとなったのだがキャンプが大嫌いな嫁氏はあまり予算をかけたくない様子。
そこで俺氏は定番のスノーピークのアメニティドームMとコールマンの新作、タフオープン2ルームハウスを候補としてプレゼンした。
どちらになっても良い算段である。
だが途中で嫁氏はスクリーン2ルーム型に興味を示しはじめた。
しかし俺氏は義姉家のタフスクリーン2ルームハウスの設営を手伝った経験からその大変さが身に染みてわかっていた。
確かに覚えてしまえば簡単だが大きいしペグ打ちの数も多く1人で設営するのは大変な手間だ。そして帰ってからアレを干すとなるとゾッとする。
ゆるキャンパーの俺氏には世間が「初心者にも簡単素早く設営できる」と大絶賛なのがまったくもって理解できなかったのだ。
暖かくてプライバシーを確保できる快適なリビングを得るには多大な努力が必要なのだ。義兄には頭が上がらない。
加えてもともとオープンスタイルに憧れている俺氏は金額面を盾にタフオープン2ルームハウスで押し切ったのだった。
タフオープン2ルームハウス
見事新幕の座を勝ち取ったタフオープン2ルームハウスは「キャノピーがデカけりゃタープになるんじゃね!?」というゆるキャンパー積年の願いが叶った夢のテント。
テントとオープンタープがいっぺんに張れるのだがら設営も撤収も楽々!
なのに同社のタフシリーズで1番リーズナブルとファミリーに持ってこいのモデルなのである。
基本的にドームテント部はタフドーム/3025と同じサイズとスペック。
タフドームの販売が終了したところを見るとタフオープン2ルームハウスが後継になった形である。
サイズ:685×420×180cm
インナーサイズ:300×250×175cm
重さ:14kg
定員:4〜5人
耐水圧:2000mm
フライシートとインナーシートのほかにタープポール、プラスチックペグ、スチールペグ、ロープ、ハンマーと設営に必要なものがひととおり付属するのですぐにキャンプで使える。
別売のインナーテントの下に敷くグランドシートは必ず買おう。
コールマン純正オプションはテントシートとセットなので高額。
我が家はテントシートが必要なかったので純正品と同じサイズの汎用品を購入した。
キャンプ前の下準備
キャンプ前に開封チェックして下準備をしておく。
このバッグに全て入っている。
テントとタープがまとめて入っているのでずっしりだ。バッグには余裕があるのでグランドシートも入った。
重い理由はタープポールがスチール製だから。アルミ製に交換したいが4本となると価格がね・・・・
付属のペグはテントとタープ部のメイン系がコールマンおなじみのプラスチック製イエローペグでサポート系がスチールペグ。
ペグハンマーは心もとないので以前から使っているものに差し替えた。
ロープの色はフライシートのループ側の色に対応して色分けされているのでわかりやすい。
しかしおじさんには黒のロープと緑のロープの見分けが付きにくかった。
反射材入りの目立つロープに替えたいな・・・・
内容物のチェックが終わったのでキャンプ当日スムーズに設営できるように仕込みをおこなった。
フライシートにあらかじめロープを結んでおく。
※自在金具で幕が傷付く可能性もあるので自己責任で。
そしてタープ用ロープにはループを作っておく。
たくさんあったおかげでもやい結びマスターになることができた。
初設営とレビュー
いよいよ初張り!
インナーテントは自立するドーム型なのでとっても簡単だった。
フライシートを1人で被せるのに少々手こずったがタープ部はすでに片側が立ち上がっているのでポールを子どもに抑えてもらって速攻で張ることができた。
タープレイアウトの変更する場合は1度ポールを4本立ててから変更したほうがピシッと張れる。
はじめての設営のトータル時間は約30分とまずまず。
まんまタフドームにタープがくっ付いたテントといっても過言ではないたたずまいだ。
正直なところカラーは気に入っていない。定番すぎる。もう少しニューコンセプトをアピールしてほしかった。
もちろんコールマンの伝家の宝刀サークルベンチレーションシステム搭載。
そして購入を検討している多くの人が気になっているだろう前室。
狭いのではじめからラゲッジと割り切って使えば問題なし。
就寝時にクーラーボックスと無印の頑丈ボックス(大)、ゴミをまとめた袋が楽々入りラゲッジとしては充分な広さだった。
便利な電源取入れ口も搭載。
タープとの連結がシームレスなので雨に当たらずに出入りできるのは大きなアドバンテージ。
そして最大の利点!
いちいちポールとロープを撤去しなくてはならないキャノピー跳ね上げ式と違いそのまま寝室を閉められる!
大きめのキャノピーを持ったテントは多数存在するが跳ね上げたままでフルクローズできるのはタフオープン2ルームのおおきな特徴である。
よく考えてみるとキャノピータープという名称は合わない気もするが!?
タープ下にテーブルとチェアを置いたらこんな感じ。
うむ、思い描いていた理想のカタチ。
内部は天井にランタンフックと好評の小物入れも完備。
ドーム型はやはり広く感じる。
面積はタフスクリーン2ルームハウスの寝室と差程変わらなく、大人2と子ども8歳、6歳、2歳の5人では有り余る広さだった。
今回のキャンプ場は苫小牧アルテン
ここでキャンプ場の紹介を少々。
今回お世話になつたのは苫小牧市の錦大沼公園内にあるサイト数200以上を誇る高規格キャンプ場オートリゾート苫小牧アルテン。
オンライン予約も可能。
なおキャンセル料金は4日前までなら発生しない。長期予報で判断を付けるなら4日前がタイムリミットだ。
入場はチェックゲートで名前とサイト番号を伝えて入場する。
センターハウスでのチェックイン手続きはコロナ禍のために代表者1人となっていた。
チェックイン13:00〜17:00、チェックアウト11:00とたっぷり余裕がある。
消灯時間は22:30。
売店では薪を¥950で購入できる。
サイトはオートサイトのからまつサイトの中でも個別に電源、炊事台、木製テーブル&チェアが完備された最高クラスを予約していた。
サイトに到着すると係の人が自転車で現れて施設の利用方法を丁寧に説明してくれる。はじめての利用だったので大変ありがたかった。
地面は芝混じりの土でテントに付属したプラペグ、スチールペグでもすんなり打ち込むことができた。これは初心者キャンパーには重要なポイント。
当然だが直火禁止。ブロックが2個用意されているので焚き火台の下に置くとよい。
トイレはウォシュレットも有り快適だった。
各所にゴミ捨てボックスと消し炭ボックスがあるので安心。
アルテン最大の目玉である温泉「ゆのみの湯」は何とキャンパー割引で滞在期間中3日間を限度に何度も入浴することができるのだ!
専用チケットはセンターハウス内の券売機で購入する。
営業時間は10:00〜22:00。シャンプー・ボディソープ有り。
ナトリウム-塩化物強泉塩のとっても良い湯だった。
敷地内には遊具や池にターザンロープと子どもが遊ぶ所には苦労しない。
夜中に激しいにわか雨が降ったらしいが(爆睡して知らないw)朝には地面は朝露程度でアスファルトも乾いていた。水捌けはよいといえる。
ただ撤収時グランドシートに針葉樹の葉っぱが死ぬほどくっ付くので覚悟しよう。
俺氏自身初の高規格キャンプ場体験であったが特に個別の炊事台の快適さは特筆すべきものであった。
初めて家族全員でするキャンプをここアルテンにして大正解♪
安心感のあるキャンプ場なのでぜひまた来たいと思う。
その際は温泉入り放題が最大限にお得になる2泊3日で予約したい。
まとめ
タフオープン2ルームハウスは俺氏の狙いどおり憧れのオープンタープスタイルが簡単に手に入る満足度120%のテントだった!
設営、撤収も楽々♪
そのぶん子どもの相手をしてあげる時間が多く取れるのでメリットは計り知れない。ファミリーキャンプにぴったりのテントなのだ。
帰宅後も物干し竿に干しやすいサイズ。
もしも別のオープンタープを張りたければキャノピータープは巻き上げておけばよいしスクリーン2ルームにしたければスクリーンタープを連結すればよい。
ファミリー向けとしては欠点という欠点が見つからなくニッコニコな家族の笑顔しか想像できない。
強いていえばサイズがこれしかないことだ。
マスターシリーズでも4Sワイド2エアリウムという同コンセプトのテントが発売されたが定員は同じ4〜5人。
今後ツーリングドームやタフワイドドームのオープン2ルームバージョンに拡大して行くことを期待したい。
カスタムポイントとしてはスチール製のタープポールをアルミ製へ交換、ロープを反射材入りの物に交換が挙げられる。
タープポールの色を赤などの目立つ色に変えると印象がガラリと変わる。
それと最低でも風の力が掛かるタープ部のプラペグ6本は長い鍛造ペグに変えたいところ。余裕があるならテント部の6本と一緒に買っておこう。
俺氏はキャンプ後日にプラペグ12本全てをエリッゼステークス28cmと交換した。
それにともないペグケースも丈夫なもの変えた。
テントと一緒に入れてペラペラのペグケースが破損して幕が破けてしまっては大変。ペグケースは別にしよう。
はじめての家族全員でのキャンプは大成功!
以上、Colemanタフオープン2ルームハウスの初張りキャンプレポートでした。
はじめての家族全員でのキャンプは大成功となった。
オートリゾート苫小牧アルテンは遊ぶところがたくさんあり子どもたちも大満足だった。
温泉も入れるしリピートしたいキャンプ場である。
今回購入したタフオープン2ルームハウスは設営楽々でこれからキャンプをはじめる初心者ファミリーキャンパーに超絶おすすめのテント。
はやりのシェルター型に対抗する新たな選択肢の登場である!