【華麗なる食卓】ゆで卵のカレー「サンバルゴレン・トロール」を再現
こんにちは。カレー大好きマンのK☆太(@makiriri_com)です。
誰もが好きだと思うが俺氏の好きはちょとレベルが違うぞ。
好きすぎて学生時代にバイト先の賄い食として先輩と毎日ルーを継ぎ足し続けてエンドレスカレーをやっていた。
どんどん味か深まり毎日食べても飽きず貧乏学生としては栄養バランスもよいので総合栄養食としても申し分なかった。
しかし1ヶ月を過ぎたあたりで事件が起こりエンドレスカレーはエンドをむかえることになる。
なんと味が変になりお腹を壊したのだ。
そして泣く泣く鍋の中身を処分したんだっけなぁ(遠い目)
本稿ではそんなカレー好きの俺氏が得意とするめずらしいマレーシアのカレーを紹介する。
作り方は材料を手に入れやすいものにアレンジしたレシピで解説するのでぜひ作ってみてほしい。
それでは張り切っていってみよう!
カレー漫画「華麗なる食卓」
就職したてのフレッシュマン俺氏は当時愛読していたヤングジャンプで衝撃的な作品に出会ってしまった。
それは世界中のカレーを学べるふなつ一輝先生の華麗なる食卓である。
ふなつ先生といえば話題となったアニメ「土下座で頼んでみた」や大人気連載中の「瞬きより迅く!!」でお馴染みだよね♪
ストーリーは世にもめずらしいカレーバトル漫画。
主人公の高円寺マキトは300のカレーレシピを持つカレー料理人。決め台詞は「快心の一食をお見舞いしたるワ」
心暖まるエピソードにちょいエロ有りで独身一人暮らしの俺氏にドストライクな内容だった。
すぐに影響されやすい俺氏は退職して世界中を旅してカレー料理人になろうかと思ったほどだ。
読めばカレーの概念が変わること間違いなしの全49巻。
この別冊のレシピ集は俺氏のカレーバイブルであり独身時代にこの本のレシピを片っ端から再現してカレーライフを楽しんでいたのであった。
余談だが長男氏の名前は主人公から付け・・・・おっと誰かきたようだ。
サンバルゴレン・トロール
前置きが長くなってしまったがいろいろ再現したレシピの中で振る舞った人たちから圧倒的な人気だったのがマレーシアの家庭料理で素揚げしたゆで卵が入ったサンバルゴレン・トロールというカレーである。
サンバルは唐辛子・スパイス・タマネギ・ニンニク・生姜を炒めたペーストだ。そしてゴレンは炒める、トロール(テルル)はゆで卵を意味する。
唐辛子を入れなければ子どもも美味しく食べられるカレーだ。
本稿では華麗なる食卓のレシピをお手軽にアレンジした俺氏流サンバルゴレン・トロールの作り方を紹介する!
材料と下ごしらえ
材料:約4人前
- ココナツミルク 1缶
- 玉ねぎ 1球→ミキサー大帝にかけておく
- ニンニク 大さじ1杯→チューブタイプが手軽
- 生姜 大さじ1杯→チューブタイプが手軽
- クミン お好みで(瓶の半分くらい)
- ターメリック 黄色い色がつく程度
- お好みのスパイス
- チリパウダー お好みで
- チキンスープの素 大さじ2杯
- 塩 お好みで
- 卵→ゆでて素揚げしておく
- サラダ油
スパイスの調合に自信がない人にはハウス食品のガラムマサラがおすすめだ。
ガラムマサラ(ガランマサラ)は唐辛子も入っている商品が多いがハウス食品のものは唐辛子が入っていないのであとから辛さの調整ができるのだ。最近俺氏はこれで時短している。
作り方
1.鍋に油を敷いて玉ねぎ、ニンニク、生姜を飴色になるまで根気よく炒める。焦げ付きやすいので注意が必要。
この玉ねぎペーストがほとんどのカレーのベースとなるので作り方を覚えておいて損はなし。
これに唐辛子とスパイスを入れたものがサンバルである。
2.ココナツミルクと同量の水を入れてからスープの素を入れてドロッとするまでしばらく煮る。
ここからいろいろなココナツミルク系カレーに発展していく。
3.ドロッとするまで煮たらクミン、ターメリックを入れて最後に塩で味を整える。
お好みでカルダモンなどの香り系スパイスを加えてもよし。
4.ルーを煮込んでいるあいだにゆで卵を作り素揚げする。
5.素揚げしたゆで卵を入れて一煮立ちさせてなじませる。
5.完成!
この時点では超甘口なのでお子様はこれでOK。大人はお好みでチリパウダーを加えよう。
子どもたちにも大人気!
以上、ゆで卵の美味しいカレー「サンバルゴレン・トロール」の作り方でした。
トッピングにナスや鶏ももの素揚げもあうのでおすすめだ。
食べ方はルーをかけてカレーライスにするよりもスープカレーのように食べたほうが良い。
超甘口でなんともいえない美味しさ。ココナツミルクが苦手な人も気付かないで食べてしまうほどの不思議な味だ。ぜひ一度体験してほしい。子どもたちにも大人気!
素揚げしたゆで卵のボコボコした表面にルーがよく絡むのがポイント。
おかわり間違いなしなのでゆで卵は多めに作っておいたほうがよいぞ。
このカレーはいまだにお店のメニューで見たことがないので自分で作るしかないのが現状である。
玉ねぎを炒めるのと大量のゆで卵の殻をむくのがちょっと面倒だが一度試してみる価値のある不思議なカレーなので君もぜひ挑戦してほしい。
ふなつ先生の華麗なる食卓も面白いのでぜひ読んでみてね!