【自分で交換】ゲームボーイカートリッジのリチウム電池交換の巻

2020年4月14日ハウツーテクニック

長男氏(小1)のクラスではポケモンが流行っている。

今までポケモンに興味が無かった長男氏は知識がピカチュウ程度なので仲間に入れてもらえず、ある日泣きながらこう訴えてきた。

長男氏「パパ、僕もニンテンドーが欲しい(´;ω;`)ブワッ」

俺氏「よし、分かった。まかしとけニンテンドーだな(`・ω・´)キリッ」

とは言ったもののSwitchなんて高価なものは直ぐには買ってあげられない。

そこで俺氏は押し入れからあるものを発掘したのだった。

テレレテッテレ~♪

ゲームボーイカラー&ポケットモンスター銀

初代ゲームボーイが壊れたので就職した年にゲームボーイカラーを買い直したんだっけな(遠い目)

どれどれ、電池を交換してスイッチオンっと・・・・

「こ、こいつ動くぞ!?」

しかし、カートリッジの内部電池が切れており何度セーブしてもオーキド博士に時刻を聞かれる羽目になる(;´Д`A

こりゃ電池を交換しなくてはならないな。

しかし任天堂公式によるゲームボーイ専用、ゲームボーイ&カラー共通の電池交換サービスなどはとっくに終了している。

という事でネットで調べまくって自分で電池を交換する方法を実践してみた。

レトロゲーム好き必見!

押し入れに眠っているGBを復活させたい人は是非参考にして欲しい。

半田ごてを使ったタブ付きリチウム電池交換は高価で敷居が高いので今回は100均のリチウム電池を使ったリーズナブルな方法を紹介する。

それでは張り切って行ってみよう!

必要な道具

リチウム電池

カートリッジにはボタン型又はコイン型と呼ばれるリチウム電池が使われている。

サイズはCR1616、CR2025、CR2032と数種類使われているので開けてみなければ分からない。

今回交換するポケモン銀はCR2025だった。

100均で2個入りのものを購入。

絶縁テープ

通称「ビニテ」と呼ばれるビニールテープ。

君の家にもきっと探せば中途半端な使いかけが出てくるはずだw

特殊ドライバー

ラインヘッドドライバーという特殊ドライバーの3.8mm。

スーパーファミコンのカートリッジも同じサイズだ。

因みにこのドライバーはひっくり返すとスーファミ本体のネジサイズの4.5mmにもなる。

極細ペンチやスナップリングプライヤーでも回せるとの事だが、この先大量にあるGBとSFCの電池交換をする事を想定してAmazonで注文した。

他にもゲーム機があるなら任天堂ツールキットの方が断然お得↓

カッターナイフ

端子をめくり上げるのに模型用のクラフトナイフを使用した。

普通のカッターよりも使いやすい。

ワイヤークラフトニッパー又はペンチ

端子の点溶接部を切断するのに薄刃でも強力なワイヤークラフトニッパーがあると良い。

軟線用やプラモ用のニッパーは刃こぼれするので絶対に止めよう。

今回は高額な為に用意出来なかったので、ペンチで端子を引っ張って溶接部を破断させるパワープレイで行った。

ペンチは先の細いものが使いやすい。俺氏は手芸用のヤットコを使用した。

因みにカッターやスクレイパーでも出来るとの報告があるがビクともしなかった。

交換手順

それでは手術を開始する(`・ω・´)キリッ

カートリッジの分解

カートリッジのネジを特殊ドライバーで外す。

次に蓋を矢印の方向へスライドすると蓋が外れる。

基盤は固定されておらずポロンと外れるぞ。

これで分解は完了。

こちらが今回交換するリチウム電池である↓

リチウム電池の取り外し

赤い丸の2点が溶接部分。

溶接は書いて字の如く溶かして接着されているので剥がす事は出来ない。この小さな点溶接でもかなり頑丈である。

狭い隙間にも入れて硬い金属も切断可能なワイヤークラフトニッパーが有れば一発なのだか高額である。

そこでコストを下げる為にペンチで引っ張り溶接部を破断する方法が一般的に取られているのだ。

今回の手術ではこの工程が1番の難関とされている。

まずはマイナス側の端子をクラフトナイフを使い溶接部までめくっていく。

そしてヤットコで端子を引っ張り慎重に溶接を破断していく。

ふぅ、マイナス側が外れた。緊張するなぁ~(;´Д`A

破断した端子の一部がちぎれてリチウム電池側に残るが問題は無い。

続いてプラス側。同じようにクラフトナイフで端子をめくっていく。

そしてこちらも慎重にヤットコで溶接を破断していく。

よし、無事にリチウム電池が外れた!

ヤットコで端子を形成する。

端子の損傷は軽微。山は越えたぞ!

新しいリチウム電池の取り付け

リチウム電池と端子の溶接など出来るはずもないので、先人達に習い絶縁テープで全体を包み込んで固定する。

まずは絶縁テープを電池3つ分の長さにカット。

完成形は絶縁テープ→+端子→リチウム電池→-端子→絶縁テープの順になる。

絶縁テープを基盤に配置。

絶縁テープに+端子を張り付ける。

新しいリチウム電池を置く。もちろん+面が下。

続いて-端子を接触させる。

両側から全体を絶縁テープで巻き付け固定する。

よし出来たぞ!

組み立て

後は元通りに組み立てるだけだ。

基盤をカートリッジに戻す。

そして蓋を閉めれば完成!

動作確認

電源を入れて実際にセーブされるか動作確認を行う。

(;゚д゚)ゴクリ…

やったー手術は大成功( ´ ▽ ` )ノ

これで長男氏も喜ぶぞ~♪

溶接を剥がす際は慎重に!

俺氏「はい、約束のニンテンドー。」

長男氏「え!?ほんとに!?ひゃっほーーーーーーう!パパありがとう(´;ω;`)ブワッ」

今回は初めてという事もあり写真を撮りながら慎重に行ったが、慣れてしまえばものの5分位で出来る作業だ。

1つ気を付けなくてはならないのは端子の溶接を破断する工程である。

報告されている失敗の殆どは、勢い余って端子を基盤から引きちぎってしまったという事故だ。

じわっと引っ張ればヤットコでも破断する事が出来るのでくれぐれも一気に引っ張らない様に気を付けよう。

この先、山程あるカートリッジのリチウム電池交換を行うならばワイヤークラフトニッパーを買ってしまおうと思う。

以上、ゲームボーイのカートリッジのリチウム電池交換レポートでした。

さあ、押し入れに眠っているゲームボーイを呼び覚まし子供と懐かしの名作を楽しもう!