【自分で修理】破れたヌプシブーティを補修シートで復活させる方法
こんにちは。生まれも育ちも北海道のK☆太(@makiriri_com)です。
俺氏が愛用するザ・ノース・フェイスのヌプシブーティWP(ウォータープルーフ)。
雪深い北海道で大活躍!
ヌプシユーザーなら分かると思うが一度ヌプシの快適さを知ってしまったらもうほかのブーツは戻れない。
大好評のレビュー記事はこちら↓
はじめて買ったヌプシは冬季に毎日履いたところ4シーズン目で破れてしまった。
だがまだソールも減っていないしカモ柄も気に入っているしもったいない。
ノースフェイスのフットウェアはゴールドウィンのリペアセンターに修理依頼することができるが費用と時間がかかる。
そこで以前自分でダウンジャケットの穴をナイロン補修シートで直したした方法でヌプシも修理してみた。
ということで本稿ではノースフェイスのヌプシブーティの補修について徹底解説する。
これを読めば君のお気に入りのヌプシも復活だ!
もちろん他のナイロン製のブーツにも応用できるぞ。
それでは張り切っていってみよう!
4シーズンを終えてとうとう破けたヌプシ
冬季に4シーズン毎日履いた結果とうとう左足内側のくるぶしの部分が破れてしまった。
ダウンにありがちな"鍵裂き"といわれる破れ方だ。中のダウンが出てきていないのは不幸中の幸いである。
右足も擦れていて破けるのも時間の問題だ↓
ロゴも剥がれてきて結構くたびれ感がでできたな。
しかしソールも減っていないしカモ柄も超絶気に入っているのでなんとか直したい。
ナイロン補修用シートを用意
そこで用意したのが傘やジャンパーの補修でお馴染みのナイロン補修用シート。
アイロンを使わない粘着式なのでナイロン生地のダウンにも安心して使える。
俺氏のヌプシはWP(ウォータープルーフ)なので今回は撥水タイプをチョイスしてみた。
補修の仕方
それでは補修の仕方を解説していく。
表面の下処理
まずは表面の下処理をしておく。
糊の付きをよくするために接着面を清掃・脱脂する。
補修用シートのカット
補修用シートをカットしてパッチを作る。
少し余裕をもって大きめに作ろう。
角を丸くすると剥がれずらくなる。
貼り付け
はい、ここ重要!
ブーツに手を入れて内側からできるだけテンションをかけてシワを伸ばした状態でパッチを貼り付けていく。
糊がかなり強力なので貼り直しはできないので注意しよう。
仕上がりレビュー
それでは補修の仕上がりを片足ずつ見ていこう。
左ヌプシ
どこを補修したか分かるかな!?
ズームイン!
正解はここでした!
すごいでしょ!?
右ヌプシ
つづいて右足。
わかった!?
ズームイン!
正解はこの部分でした。
なかなか分からないでしょ!?
しっかり貼り付いてバッチリ直って大満足。
カモ柄は補修跡が目立たないのでちょっと反則だがほかのカラーも試す価値は充分にある。
今度はつま先が!
ナイロン補修シートで無事に修理が成功しご機嫌に履いていた5シーズン目半ばに事件は起こった。
右ヌプシ裂けたー!
今度はつま先のガードとナイロンの縫い合わせ部から裂けてしまった。
も、もはやこれまでか・・・・
「まだだ、まだ終わらんよ!」
ゼリー状瞬間接着剤で貼り付ける。
ジャーン!
見事フェニックス!
ゼリー状瞬間接着剤は万能である。
色々な物が直せる!
ナイロン補修用シートはコゲ穴にも有効だ。以前補修したユニクロのマイクロダウンジャケット↓
小さなコゲ穴の場合は穴開けパンチでくり抜くと良い。
長年紫外線に晒されて劣化して破れた除雪機のカバーも裏から貼れば自然な仕上がりとなる↓
手袋の指先のような立体的なところもピースを分けて貼ればうまく直すことができる。
ナイロン補修用シートはさまざなナイロンジャケットやナイロン製品の補修に有効なのがおわかりいただけるだろう。
剥がそうとしてもなかなか剥がれないくらい強力なのも頼もしい。
めずらしいカラーには透明タイプもあるのでそちらがおすすめだ。
この際補修を続けて履けるところまで履く!
以上、破れたヌプシブーティの補修でした。
うまく直ってWP機能も問題なし。5シーズン目も無事に乗り切った。
6シーズン目からは新しく買ったⅥのサブヌプシとして限界まで履いてみようと思うw
ナイロン補修シートは手軽で簡単。粘着力も強力でいまだに剥がれたこともない。
君も破れたヌプシやダウンをあきらめる前に一度補修を試してみよう!