
【自分で修理】掃除機の割れた蛇腹ホースは自己融着テープで簡単修理!
こんにちは。掃除機は紙パック派のK☆太(@makiriri_com)です。
だってダストボックスって掃除が面倒くさいんだもの。
それはさておき掃除機って壊れにくいよね。
ただ吸引する本体の機能が壊れていないのに蛇腹ホースが割れたりコンセントが断線したりもったいない壊れ方をするというのが掃除機あるあるだ。
そこで本稿では割れた蛇腹ホースの簡単な修理方法を紹介する。
修理が苦手なパパママでも100均アイテムで簡単に直せちゃうぞ!
おまけで断線したコンセントプラグの直し方も紹介する。
それでは張り切っていってみよう!
自己融着テープとは
配線が入っているタイプの蛇腹ホースは破損部をカットして短縮するにも半田を使わなくてはならなく難易度が高い。
比較的新しいモデルだと部品がありアッセンブリー交換できるがスイッチパネルが含まれるので結構な金額になるのだ。
蛇腹ホースを切らずに簡単に直す方法といえば以前はペットボトルのラベルをドライヤーで熱収縮させて密着させるのが常套手段だった。
しかし近年のペットボトルのラベルには廃棄用のミシン目がついてしまい使えなくなってしまった。
そこで救世主となったのが自己融着テープだ。
自己融着するので機密性が高くシーリングテープとして配管の応急処置や配線の絶縁などに使われる。
材質はSi(シリコンゴム)、IIR(ブチルゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴム)など様々。
中でもシリコン製は防水性、絶縁性に加えて耐熱性能も高くカラーバリエーションも豊富である。
テンションをかけながら巻くだけで誰にでも簡単に施工できるのが最大の利点だ。
この自己融着テープ、なんとダイソーでも購入できるのだ!
ダイソーでは融着テープという名称で売られていて材質はEPDM。防水・絶縁性能をもつ。
掃除機の蛇腹ホースなら耐熱性は必要ないのでこれで充分である。
割れた蛇腹ホースの修理
それでは修理していこう。
まずはテープを貼る部分をパーツクリーナーで脱脂洗浄する。
テンションをかけながら融着テープを巻きつけていく。
破損した割れ目の上下に余裕を持たせよう。
蛇腹ホースは凸凹しているので2回巻くとうまくカバーできる。
これで吸引力は元通り!
もう少しお金がかかっても良いならグレーのシリコン製自己融着テープを使うとより自然な仕上がりとなる。
断線したコンセントの修理
掃除機のよくある故障の1つとしてコンセントプラグの根本の断線がある。
コードは短くなるが市販のコンセントプラグを使えば簡単に直すことができるぞ。
パナソニックではベターキャップという商品名。
コードをカットして皮むきする。
先端を画像のように曲げておくと作業がスムーズになる。
ベターキャップに取り付ける。
接点に挟んでネジを締める。
あっという間に完成!
本体が元気なら直せばまだまだ使える
以上、割れた蛇腹ホースと断線したコンセントプラグの簡単な修理方法の紹介でした。
本体が元気ならまだまだ使えるので直したいところ。
本稿で紹介した自己融着テープでの修理方法は簡単だしペットボトルのラベルよりも見た目が良い利点がある。
古くて蛇腹ホース単体のアフターパーツが手に入らない機種も直すことができるという利点もあるぞ。
ただし割れ目が広がり1周してしまうとこの方法では直せなくなってしまうので割れ目が小さいうちに直してしまおう。
洗濯機の蛇腹ホースにも応用できるが掃除機と違い陽圧で水漏れの心配もあるのでしっかりと施工しよう。
コンセントプラグは掃除機以外の家電にも応用できるので挑戦してみてね!
パナソニックのコンセントプラグはベターキャップという部品↓
シリコン製の自己融着テープはカラフル↓