【テレキャス貧乏レストア】1.ナット・フレット・スイッチ編
こんにちは。エアギタリストよりもギターが下手なギタリストK☆太(@makiriri_com)です。
久々にクローゼットから愛しのギターを出してみた。
20年以上も前に買ったSquier by Fenderのテレキャスターである。
当時の俺氏はテレキャスターのシンプルで元祖エレキギターっぽさを粋に感じていた。
だが、どうしても欲かったが社会人に成り立てでFender JAPANですら買えないお財布事情(;´Д`A
そんな時にお買い得なSquierの廉価モデルを見つけてしまい欲望に赴くまま注文したのだったヽ(・∀・)
そして久しぶりにこのギターを引っ張り出してきたのは長男氏がギターに興味を持ち始めたので一緒に練習してみようと思ったからなのである。
久しぶり弾くとやっぱりギターって楽しいね♪
しかし快適な中年ギターライフを送るにはちとレストアが必要な状態だった。
レストアプロジェクト始動!
幸いネックの反りは若干順反り程度で調整の必要なし。
弦高調整、オクターブチューニングは既にやり直したので今回のレストアメニューは以下の通り。
- ナットの滑り改善
- ハミデントしているフレットの修正
- ピックアップセレクターの修理
- 欠けたボディのタッチアップ
- 黄ばんだピックガードの再生
なるべくお金をかけない貧乏レストアコンセプトだ。
それでは張り切って行ってみよう!
ナットの滑り改善
チューニング時に弦が「ピキピキ」言ってチビりそうになるので滑りが良くて人気のGRAPHTECのナットに交換しようと思っていた。
でも送料込み¥800か・・・・削って調整するのも面倒だな・・・・
えぇっと、滑りが良くなれば良いんだよね⁈
家にあったシリコングリースを塗ってみた。
- 弦を緩める
- 弦を持ち上げてナットの溝にグリスを流し込む
- 再びチューニングする
- ハミデントしたグリスを拭き取る
メッチャ良い感じなんですけど((((;゚Д゚)))))))
壊れるまでこれで良いかなw
しかし裏側に少し欠けがあるので寿命はそう長くはなさそう。GRAPHTECのナットは余裕のある時にストックしておくとしよう。
ハミデントしているフレットの修正
修正と言っても決して擦り合わせとかの高度な修正ではないぞヽ(・∀・)
買った時から気になっていたんだけど、ポジション移動するたびにハミデントしてるフレットの端っこで手を切りそうになるのだ。このクラスの廉価版ギターとなるとクオリティが低いのはしょうがない。
プレイに関係ないところなら気にしないのだが流石にこれは思い切って削ることにした。
- マスキングして養生す
- ハミデントしたフレットを削る
- 手触りを確認して良くなるまで繰り返す
もっと早くにやってれば良かった。ストレス無くポジションチェンジできる((((;゚Д゚)))))))
思ったよりアッサリ終わったので次も行ってみよー(*´∀`)♪
ピックアップセレクターの修理
家族が出掛けている時にアンプに繋いで音を出すのが至福の時である。
ある日ゴキゲンにプレイ中、ピックアップセレクターをフロント側に切り替えた途端に音が出たり出なかったりして最後には出なくなってしまった。
恐らく接触不良だな〜こりゃ。
接点復活剤でダメなら配線チェック、それでダメならスイッチ交換か・・・・まずは開けてみないとね。
蓋を開けて、どれどれっと・・・・ん⁈
赤丸の部分のネジが外れそうなんですけど((((;゚Д゚)))))))
- コントロールパネルを外す
- ネジを締めてみる
- 音出してチェックしてみる
ドライバー1本で治っちゃったぞ( ´ ▽ ` )ノ
同様の症状でお困りの方がいたら一度この部分をチェックしてみると良いかも。
次回予告
以上、テレキャスターの貧乏レストアでした。
ここまでは奇跡的に¥0で治った!
この調子でどんどんレストアして行くぞ(`・ω・´)キリッ
次回は2.欠けたボディのタッチアップ編をお送りします。
つづく↓