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スクワイア エレキャスター

【テレキャス貧乏レストア】1.ナット・フレット・スイッチ編

2025年1月29日音楽・楽器,サブカルチャーDIY,楽器,ハウツー

こんにちは。エアギタリストよりもギターが下手なギタリストK☆太(@makiriri_com)です。

久々にクローゼットから愛しのギターを出してみた。

社会人になりたてでお金がないときに買った20年以上前のSquier by Fenderのテレキャスターである。

久しぶりにこのギターを引っ張り出してきたのは長男氏がギターに興味を持ちはじめたので一緒に練習してみようと思ったからだ。

久しぶり弾くとやっぱりギターって楽しいね♪

しかし快適な中年ギターライフをおくるにはちとレストアが必要な状態だった。

ただショップで修理を頼めるようなお金はないのDIYするぞ。

ということでテレキャスターの貧乏レストアを3回にわたっておおくりする。

それでは張り切っていってみよう!

レストアメニュー

幸いネックの反りは若干順反り程度で調整の必要なし。

弦高調整、オクターブチューニングはすでにやり直したので今回のレストアメニューは以下のとおり。

  1. ナットの滑り改善
  2. ハミデントしているフレットの修正
  3. ピックアップセレクターの修理
  4. 欠けたボディのタッチアップ
  5. 黄ばんだピックガードの再生

なるべくお金をかけない貧乏レストアコンセプトだ。

ナットの滑り改善

チューニング時に弦が「ピキピキ」いってチビりそうになるので滑りがよくて人気のGRAPHTECのナットに交換しようと思っていた。

でも送料込み¥800か・・・・削って調整するのも面倒だな・・・・

えぇっと、滑りがよくなればよいんだよね!?

家にあったシリコングリースを塗ってみた。

  1. 弦を緩める
  2. 弦を持ち上げてナットの溝にグリスを流し込む
  3. 再びチューニングする
  4. ハミデントしたグリスを拭き取る

メッチャ良い感じなんですけど!?

壊れるまでこれでよいかなw

しかし裏側に少し欠けがあるので寿命はそう長くはなさそう。GRAPHTECのナットは余裕のあるときにストックしておくとしよう。

ハミデントしているフレットの修正

修正といっても決して擦り合わせたいった高度な修正ではない。

買ったたきから気になっていたのだがポジション移動するたびにハミデントしてるフレットの端っこで手を切りそうになるのだ。

じつはこれがギター離れした1番の原因かもしれない。

このクラスの廉価版ギターとなるとクオリティが低いハズレ個体があるので購入時は試奏して確認しよう。俺氏は楽器屋で予約して買ったので選びようがなかったのだ。

プレイに関係ないところなら気にしないのだがさすがにこれは思い切って削ることにした。

  1. マスキングして養生する
  2. ハミデントしたフレットをやすりで削る
  3. 手触りを確認してよくなるまで繰り返す

金やすりでかなりガリガリ削った。仕上げは1000番のペーパーでスベスベ滑らかに。

するとストレスなくポジションチェンジできるようになったではないか!

もっとはやくやっておけば良かったなぁ〜

ピックアップセレクターの修理

家族が出掛けているときにアンプにつないで音を出すのが至福のときである。

ある日ゴキゲンにプレイ中、ピックアップセレクターをフロント側に切り替えた途端に音が出たり出なかったりして最後には出なくなってしまった。

おそらく接触不良だ。
接点復活剤でダメなら配線チェック、それでダメならスイッチ交換となる。

蓋を開けて、どれどれっと・・・・

ん⁈

赤丸の部分のネジが外れそうなんですけどw

  1. コントロールパネルをはずす
  2. ネジを締めてみる
  3. 音出してチェックしてみる

ドライバー1本で直ってしまった。
同様の症状でお困りの方がいたら一度この部分をチェックしてみるとよいぞ。その後も緩みやすく定期的に締め直している。

ノイズが気になるが弦アースはされているのか!?

アンプに繋いだときにノイズが気になる。

スクワイヤは廉価版ブランドなので弦アースはどうなっているのだろうか?

※弦アースとは弦も回路につなぐことで弦を触れた人間の身体を通してアースしノイズを減らす仕組み。

弦に触れてもノイズが完全に消えないので気になったのでブリッジをはずしてみた。

スクワイヤ テレキャスター 弦アース

さすがフェンダー直系!

ブリッジに線を挟み込む方法でちゃんと弦アースしてあった。

疑ってスマン。

これで一安心、ノイズは別要因といえよう。

セオリーどおり接点復活剤でジャックとシールドをクリーニングしてみた。

KURE 接点復活スプレー コンタクトスプレー

ジャックは直接スプレーせずに綿棒に付けて拭く。

KURE 接点復活スプレー コンタクトスプレー エレキギター

かなり改善されたので満足。

ただVOXのシールドに比べるとノーブランドのシールドはノイズが多いことに気付いてしまった。やはりシールドは大事。

次回予告

以上、テレキャスターの貧乏レストアでした。

ここまではお金をかけずに直すことができている。

この調子でどんどんレストアしていくぞ!

次回は2.欠けたボディのタッチアップ編をおおくりします。

つづく↓

2025年1月29日音楽・楽器,サブカルチャーDIY,楽器,ハウツー

Posted by K☆太