【バラの育て方】はじめての植え替えドキドキ大作戦の巻
こんにちは。ローズガーデン歴15年以上の実績をもつ管理人K☆太(@makiriri_com)です。
ガーデンのレイアウト変更や日当たりの関係でバラを移動したいときってあるよね!?
しかしデリケートな植え替えは元気がなくなったり枯れたりするのが心配。気に入っているバラならなおさらのことだ。
そんなできることなら避けて通りたいバラの植え替え。とうとう俺ガーデンにもそのときがきてしまった。
それでは俺氏のバラの植え替えドキドキ大作戦、張り切っていってみよう!
薔薇の植え替え大作戦
ピンクメディランドの元気がなくなりとうとうシュートが出なくなった。
元気だったころの写真↓
1年様子を見たが、新しいシュートが出ることはなかったので諦めることにした。
かれこれ樹齢10年。すごい太さである。
思えば病気に弱かったな。
よく見ると台木の辺りが腐ってワラジ虫の巣ができている。
今までお疲れさまでした。どうか安らかに。
そしてスッポリと空いたこの場所に、これまた環境が合わなくて困っていたクリーミィエデンを移植することにした。
植え替え時期
植え替えは、花期が終わり次のシュートが出るまでの休止期間が狙い目。
気温は極端に暑い時期や寒い時期は避けた方がよい。今回は暖かな秋の夕方におこなった。
移設先の土作り
植え替えの数日前に天地返しをして太陽で紫外線殺菌しておく。はじめて植える場所ならバラ用の土を使えば間違いない。
化成肥料は緩効性肥料のマグァンプKが人気。Amazonやホームセンターで比較的簡単に手に入るぞ。
掘り上げ前の剪定
掘り上げしやすいように先に剪定しておくと良い。基本の1/3剪定でOKだ。
バラの剪定にはハンドクリエーションがおすすめ。長年愛用している。
ハンドクリエーションの紹介記事はこちら↓
掘り上げ
さあ、緊張の掘り上げ作業。
当たり前のことだができるだけ根は残したほうがよい。
しかし想像以上に根は広く深くに広がっている。
できるだけ広く掘って根をトリミングしよう。末端が切れるのはある程度しかたがない。
空気に触れないように土ごと株を移動することはほぼ不可能と考えてよい。
枝と根の数合わせ
根数>枝数もしくは根数=枝数になるように数を合わせる。
もったいないがこうしないとバランスが崩れて全滅する可能性がある。
そしてさらに剪定を加えて株を仕上げる。
植え替え先に定植
成育させたい向きを決めたら台木が埋まらないように気をつけながら埋める。
不安定なら添え木を立てよう。
水やり
周りに緩効性肥料を撒き最後にたぷーり水をあげて完了!
普段の世話なら地植えには水は必要ないのだが移植後数日間は様子を見て水をあげるようにしよう。
まとめ
以上、バラの植え替えドキドキ大作戦をおおくりしました。
植え替え後しばらくすると再び成長がはじまったので作戦は大成功である。
ポイントは植え替えは休止期で穏やかな気候でおこなうことと、根数と枝数を合わせることだ。
しかし、どんなに丁寧に植え替えしたとしてもバラ自体の生命力が残っていない場合もあるし場所が合わないこともある。
やるだけのことをやったならあとは成功を祈ろう。