【閲覧注意】吸血害虫ヌカカ(スケベ虫)の対処方法
こんにちは。虫に刺されやすい体質のK☆太(@makiriri_com)です。
君はヌカカを知っているだろうか!?
”カ”といってもちっさいハエのことなのだが身近に生息しているのに以外と知名度の低い吸血害虫である。
「スケベ虫」「干拓虫」などの通称でも呼ばれる。
ブユ(ブヨ)と混同している人も多いが体長はブユよりも小さく刺される蚊やブユよりも超絶痒い。
実は俺氏、このヌカカにアレルギーがありアナフィラキシーを起こしてしまう。そのため家庭菜園やガーデニングなどの外作業は常に危険と隣り合わせなのだ(;´Д`A
田舎暮らしはとっても楽しいが虫が苦手な人には辛い一面もあるよね。
本稿ではその厄介な吸血害虫「ヌカカ 」の生態や対処方法について解説する。
それでは張り切っていってみよう!
※途中で刺された患部の画像があり閲覧注意
ヌカカの生態
ヌカカ:ハエ目ヌカカ科
- 体長が1.0〜1.5mmと非常に小さいため存在に気付かないことも多い
- 小さいので網戸をすり抜けることもある
- 日本中どこにでも生息する
- 蚊と同様に水辺で繁盛し雌が吸血する
- 集団で活動する習性があるので一度に数カ所刺される傾向にある
- 風には弱いため風のない日に刺されやすい
ちなみに俺氏は命の危険があるのでヌカカの写真は撮れなかった。詳しくはウィキペディアをどうぞ(`・ω・´)キリッ
刺された時の症状
実際に刺された時の写真(閲覧注意)↓
刺された箇所はアレルギー反応が起こり痒みの伴う発疹が出現する。
遅延反応型の痒みのため刺された次の日に気付くことが多く毒抜きの対処が遅れる。
蜂と同様にアレルギー反応が強いとアナフィラキシーをおこす危険がある。
対処方法
毒抜き
早期発見であればポイズンリムーバーで毒抜きをおこなう。
幹部の処置
温熱療法
冷やした方が痒さを抑えられそうなイメージだが、実は温める温熱療法のほうが効果がある。
45℃前後のシャワーで患部を温め酵素毒成分のタンパク質を分解するのだ。
そのさいはくれぐれも火傷に注意!
子どもの場合は熱い湯舟につかるほうがよい。
婆ちゃんが畑作業のあとに熱いお風呂につかるのにはちゃんと意味があったのだ!
悪化した場合
症状が進みアレルギー→アナフィラキシー→アナフィラキシーショックとなると命に関わるので悪化したと感じたら速やかに医療機関を受診しよう。
予防対策
吸血害虫は二酸化炭素や汗に寄ってくるといわれるが近年の研究では足の匂いが臭いと寄ってくるという報告もある。なので靴下はつねに清潔なものにしておきたい。
加えしっかりとした予防対策が必要不可欠となる。
ハッカ油
ヌカカに対しては通常の虫除けスプレーはほとんど効果がないといっても過言ではない。
しかしディートが含まれる強力な虫除けとなると子どもに使用制限があり安心して使えない。
そこで天然成分由来で安心して使える上にもっとも効果があるハッカ油がおすすめ。
高級品だが道民の間では北見のハッカ油が定番中の定番。
パワー森林香
ノーマルの蚊取り線香ではほとんど効果がないといっても過言ではない。
そこでおすすめなのが林業や農業でプロが使用する超強力な蚊取り線香、富士綿のパワー森林香である。
キャンパーや釣り人の間でも人気が高い。
煙と臭いのすごさは伊達じゃないぞ(`・ω・´)キリッ
まとめ
以上、ヌカカの生態と対処方法でした。
とにかくヌカカに刺されると、のたうちまわるほどの痒さを伴う。
子どもは痒さに我慢できずに搔き壊しをおこして悪化する場合も少なくない。
大人でも寝ている間に無意識の間に掻いてしまうので注意が必要だ。
軟膏では痒みはおさまらないことが多いのでその場合は内服薬に頼らざるをえない。
アウトドアでは肌を露出しないほうが安全だが暑い時は熱中症を引き起こしてしまう要因になるのでシュチュエーションにあった防虫対策をしよう。