【家庭菜園】イチゴは苗を買わずに秋の植え替えでバイバイン!
こんにちは。家庭菜園歴15年以上の実績をもつ管理人K☆太(@makiriri_com)です。
子どもたちが大好きで楽しみにしているイチゴ。
シーズンインすると毎朝子どもたちに収穫をさせている。
ビタミンCとアミノ酸が多く含まれているので体にもよい。
イチゴは新しいランナーが伸びてどんどん子株が増えていくので新たに苗を買う必要がないので経済的だ。サステナブル!
しかしバラ科のイチゴは非常に肥料をくうので植え替えをしたほうがよい。同じ場所で子株が育っても栄養が足りなくて粒の大きいおいしいイチゴにならない。
連作障害で病気になる可能性もある。
それに一度実をつけた親株はどんどん力が弱くなり翌年に実をつけても味は落ちるし大きさも小さくなる。
なので親株を破棄して子株に世代交代する必要があるのだ。
そこで本稿ではイチゴの植え替えについて解説していく。
これからイチゴを植えてみようと考えている人や今まで植えっぱなしだった人は参考にしてみてほしい。
それでは張り切っていってみよう!
植え替え
植え替えは収穫期が終わり子株が増えてある程度根付く時期、すなわち秋となる。
春の植え替えではベストシーズンに間に合わない可能性があるのだ。
1.新天地の土作り
土を耕して肥料を混ぜて1週間以上寝かせておく。
バラ科のイチゴは肥料で根ヤケしやすいのですぐに植えないほうがよい。
弱酸性を好むので環境によっては石灰は必要ない。
2.子株総選挙
一般的には2番目以降の子株がよい。
おいしい実がついた優秀な株をマーキングしておき、この2番目の株の中から病気がなくきちんと根付いているものを選ぼう。
うむ、毎年のことだが子株だらけでカオスな状態なので、どれが何番目なんてまったく分からないぞ(`・ω・´)キリっ
この中から良い子株をトリミングする子株総選挙に一番時間がかかる。
子株は早めに株上げしてケアするのが良い↓
3.新天地に移植
新たに子株が増えるのでゆったり植えた方が後々楽である。
藁を敷いたりマルチを張るとイチゴが汚れなくて良い。
しかし雪の積もる地域では秋からマルチを張ってしまうと雪のダメージを受けるので収穫シーズンに藁を敷くのがよい。
ちなみに俺氏は出荷するわけではないのでなにもしない。なんせコストが上がるからね(`・ω・´)キリっ
株の周りに化成肥料をパラパラとまいたらたっぷり水をあげて完了。春の花が付く前に与える追肥の化成肥料はP(リン酸)の比率が高いものがよい。
ちなみに俺氏はまったく有機農法に対してこだわりがない。
なぜなら有機肥料と化成肥料の違いは炭素があるかないで別に人体に害を及ぼすわけではないからだ。
味が違うという報告もあるが気候の影響の方が大きいと考えている。
効き方が違う有機肥料(緩効性)と化学肥料(即効性)を上手く組み合わせて使うことによってプライベーターでも肥料の三大要素N-P-Kをある程度コントロールすることができるぞ。
粒を大きくしたい場合は花を摘んで実の数を減らすとよい。
イチゴ無限ループ∞
以上、イチゴの植え替えの解説でした。
非常に面倒な作業だがこの植え替えをすることによって毎年おいしいイチゴを食べることができる。
そう、バイバインの法則でイチゴ無限ループを形成するのだ!
たくさん穫れるとジャムにして保存できる。サンドイッチやヨーグルトに入れるともう最高だ。
冷凍保存もよいぞ。田舎万歳である。
面倒でもイチゴは秋に植え替えよう!