【保存版】詳しく解説!お祭りの金魚飼育入門
こんにちは。家では生きもの係のK☆太(@makiriri_com)です。
お祭りシーズンになると金魚すくいでゲットした金魚を飼いたいという子どもたち。
俺氏も幼少のころに金魚を飼育していた経験があるが水の交換や病気など結構手間が掛かった記憶がある。排水溝に流してしまったのは今でもトラウマだ(遠い目)
そしてとうとう子どもたちの熱意に負けて金魚を飼うことになった。
重い腰をあげて飼育法を調べてみると40年前とはかなり勝手が変わっていることがわかりすっかりハマってしまった俺氏w
それではパパママ必見!
保存版お祭りの金魚飼育入門、張り切っていってみよう!
俺氏の飼育経験がすべて覆された飼育方法
久方ぶりの飼育にあたり調べてみると俺氏が約40年前にしてきた金魚の飼育方法と現代の飼育方法は大きく異なることが分った。
いや、そもそも俺氏は今まで間違っていたのだ!
過去に俺氏のしていた飼育方法
- エアーポンプ:使用
- 餌:適量
- 水槽の大きさ:大きさは気にせず寂しくないようにたくさん飼う
- ストラクチャー:水が綺麗になるように水草を設置
- 水の交換は1ヶ月に1回。1日バケツに水を張ってカルキを飛ばし全交換
- 水の交換時に水槽と石をよく洗う
ニュースタンダード飼育方法
- エアーポンプ:使用
- 餌:適量
- 水槽の大きさ:大きさは飼育数によって規格が決まっている
- ストラクチャー:魚が安心して隠れられるものを用意
- 水の交換:1〜2週間に1回、1/3だけ交換。塩素を無効果する薬剤を使用する
- 水槽と石はバクテリアがいる環境を維持するために洗わない。ただし糞掃除と苔掃除は必要
今まで水は全交換でカルキさえ飛ばせば大丈夫だと思っていたしバクテリアなんて考えたこともなかった。
まずは金魚すくいへ
さて飼育方法もわかったところで我々家族一行は鼻息荒く北海ソーラン祭りと併催されているニッカフェスティバルの金魚すくいへ出陣した。
システムは一回¥100で保証1匹。何とも親切なシステムである。
アイテムは洗濯バサミを装着したモナカというオールドスタイルだ。
しっかしこれがメチャクチャ難しいのよ。
なんと家族で完敗。
保証の4匹というなんとも残念な結果に終わった。
しかし水槽の大きさを考えるとちょうどよい数だ。
それに取りやすい金魚は弱っていることが多く元気な金魚を採ってもらったのは結果的によかった。
基本となる飼育グッズを購入
ホームセンターの水生生物コーナーにいくと初心者に超絶親切なスターターキットが多数ラインナップされていた。これは初心者にありがたい。
取りあえずスターターキットと必要最低限のアイテムを購入。
DCM おさかな水槽セットM
水槽、エアーポンプ、ストラクチャー、餌、水つくり剤、バクテリアの元が入ったリーズナブルで親切なスターターキット。金魚3〜4匹対応のMサイズをチョイス。
※エアーポンプのフィルターは約1ヶ月で交換が必要。
テトラフィン 金魚のえさ
フレーク状の餌。今って粒々しゃないんだね。
おまけに塩素を無効果する金魚の水つくりが付属したお得なパッケージをチョイス。
金魚水景 金魚の砂利
嫁氏の希望で綺麗な色の砂利をチョイス。
リーズナブルなものは使用前に洗わないといけない。
金魚水景 天然おつまみ草
乾燥した状態で売られている。食べても大丈夫なものをチョイス。
差が出るプラスαアイテム
続いて後日買い足したスターターセットにぜひプラスしたい差が出るアイテムを3点紹介。
水作マグテンプM
夏の暑い日に水温が上がって金魚達が煮えてしまわないか不安になったので水温計を導入した。水温を把握できる安心感は半端ない。
金魚の飼育に適した水温は一般的には15〜28℃といわれている。
はい、ここ全集中!
高温になっても焦って一気に水温を下げてはダメ!
驚くことに金魚は35℃でも食欲と活性は下がるが命に別状はない。
それよりも5℃以上の急激な温度変化の方が危険である!
必ず少しずつ水温を下げて慣らしていこう。
長時間外出時は水槽用のクーラーファンを設置するのが好ましい。
余談だが上司の実家では玄関に置いてある水槽が冬に金魚ごと凍り解けるとまた金魚も復活するそうだw
寒さにも耐性があるとは金魚恐るべし。
さて今回購入した水温計水作マグテンプMは俺氏こだわりのマグネット式でガラスを挟み込んで固定するタイプ。設置も移設も楽々だ。
¥300前後と吸盤タイプより高価だが吸盤が劣化する心配がないのとデジタルタイプと違い配線がないので断然スマート。半永久的に使える点もうれしい。
だがこんな完璧な水温計にも唯一弱点があるそれは・・・・
子どものイタズラにめっぽう弱いw
ガラスの外側のマグネットを取られたら当然沈むよね。
GEXベストバイオブロック(大)
隠れる場所が少ないと金魚達が渋滞する。
そこでおすすめなのがGEXバイオベストブロックという入れておくだけで生きたバクテリアが汚れを分解してくれるブロック。
しかも大サイズはトンネル形状になっており金魚の隠れ家にもなるという一石二鳥の神アイテムなのだ!
価格は約¥1,000と高価に感じるが長く使えるしストラクチャーとバイオブロックの小サイズや中サイズを別々に購入することを考るとかなりお得である。
こんな神アイテムだが使用前に1つだけ注意点がある。
水槽にインする前に流水で洗ってから一晩水につけ込まなくてはならない!
俺氏が早く入れたくてしょうがない気持ちを一晩抑えるのにどれだけ苦労したかおわかりいただけるだろうか!?
ちなみに金魚がトンネルに入っているという目撃例はいまだにないw
百均のビー玉
最後に機能的には関係ないが見栄えをよくするお手軽アイテムを一つ。
昔から金魚鉢では常套手段であるビー玉である。
百均で手に入るのでストラクチャーとしてのコスパは最高である。
おはじきも良いがビー玉の方がより立体的でポップな雰囲気になる。
ガラス製品は手入れも楽ちん。
ただし砂利なしでビー玉オンリーはバクテリアの住み家がなくなるのでNGなので注意。
水槽の準備
それでは手に入れたアイテムで飼育環境を整えていく。
- 水槽を洗剤を使わずに水洗いする
- 砂利はザルを使い濁りが出なくなるまで洗う
- そのほかのストラクチャー等も水洗いしておく
- 水槽にアイテムを配置して適温の水を張る
- 水つくり剤とバクテリアの元を入れる
- フィルターを設置する
- エアーポンプ本体を水槽より高い所に設置して稼働する
水槽設置場所だが陽当たりのよいと水温が急激に上昇する危険や水槽に苔が生えやすくなるので注意が必要。
しかしまったく光がないと金魚が色抜けして金魚じゃなくなってしまう。
ちょうどよい場所を探そう。
ちなみに理想は温度変化の少ない場所で観賞用ライトを使って飼育することである。
獲ってきた金魚の移し方
いよいよお祭りで獲ってきた金魚を水槽に移す時がきた。
しかしここで超絶大切な注意点がある!
水槽への移し方
「ようこそ金魚ちゃん、お家を用意しておいたよ!」
はい、ここ全集中!
いきなり水槽にドボンはダメ
いきなり水槽に入れてしまうとショック症状を起こすことがあるのだ。
- まずは袋ごと水槽にいれて水温合わせをする
- 続いて洗面器に移して水槽の水を少しずついれて水合わせをおこなう
- 3段階ほどのステップで水合わせを行ったらワクワクしながら水槽に金魚を移す
しかし子どもたちが待てずにたった1段階でダイナミックエントリー!
するとはじめのうち動かなくなって焦ったがしばらくすると元気に泳ぎだした。
良い子は決して真似しないように(`・ω・´)キリッ
餌について
「は~いご飯の時間ですよ~!」
はい、ここも全集中!
いきなり餌をあげちゃダメ
餌は環境に慣れるまで長くて1週間くらいは与えない方がエラ病などの病気にかからない。
子どもたちが超絶楽しみにしていたのでちょこっとだけ与えてしまった。
しかし全然食べなかったので結果オーライである。
良い子はけっして真似しないように(`・ω・´)キリッ
金魚は癒し効果抜群!
以上、お祭りの金魚飼育入門でした。
40年前と勝手が違い戸惑ったがなんとか待ちに待った金魚の飼育がスタート。
犬や猫と違った癒しを与えてくれる金魚。俺氏はもともと魚が好きなのでずっと見ていても飽きない。
朝起きられない子どもたちも「金魚達、元気かどうか確認して!」というと飛び起きるようになった。
飼育をはじめてわかったことは水交換とフィルター交換、水槽の苔掃除が面倒だということ。
やはり生き物のお世話は大変なのだ。
小まめにやらないと大変なことになるので最低でも一月に一回はメンテナンスすべし。
さあ君も長生きしてくれるようにしっかりお世話していこう!
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