【ハイエースってファミリーカーにどうなの!?】FLEXでワゴンGL新車カスタム買ってみた!
こんにちは。20系アルファードから7型ハイエース ワゴンGL 4WDに乗り換えたK☆太(@makiriri_com)です。
初年度登録から13年目となったアルファードの車検時に修理費とタイヤ代で¥70万を超えることが分かり車検を断念。急遽車を買おうと思ったらトヨタでは半導体不足の影響で新車の納車が数ヶ月待ちときた。そのあおりですぐに乗れる中古車も価格が高騰してさらには品不足状態。
ディーラーには新型アルファードを激推しされたが1番安いグレードの見積もりでも¥650万オーバーで納期未定と非現実的なプラン。
そもそも5人家族でシートレイアウトが2-2-3の7人乗りって荷物があまり載せられないので不便に感じたことはないかな!?
我が家ではスキー5台にスノーボード3台にブーツ8足とぎゅうぎゅう詰めだった。
ルーフボックスという手段もあるが-10℃で吹雪にもなるスキー場で脚立に乗って出し入れするのはつらいのではじめから積載力のある車が欲しい。
だが前々から気になっていたハイエースにいたってはオーダーストップ中。
田舎暮らしゆえ車がないと不便だし普段は義母も乗るので6人以上乗れる車がないと困る・・・・
そこで我が家は新車は諦めてハイエース専門店FLEXに中古のハイエースを見にいったのだった。
すると運良く新車でカスタムハイエースが買えてしまったという経緯だ。
年々新車価格が高騰してカスタムハイエースがアル・ヴェルより安く買えてしまう時代になっていたのは盲点だった。
「ハイエースってファミリーカーにどうなの!?」
結論は買って大正解!
本稿ではアルファード ・ヴェルファイアやノア・ヴォクシーなどのミニバンに不満があったユーザーのあいだで新たな選択肢として人気が上昇しているハイエースワゴンの魅力について徹底紹介する。そう、お馴染みのバンではなくワゴン!
グレードは【推しの子】のアクアとルビーが所属する苺プロの社用車と同じGLだぞ。
ハイエースはどれを買ってよいか分からない人や大家族で人がたくさん乗れるクルマを探している人はぜひ参考にしてほしい。
それでは【推しの車】ハイエース、張り切っていってみよう!
ファミリーカーとして使うならバンS-GLかワゴンGLの2択
200系ハイエースは登場から20年近く経つにもかかわらずマイナーチェンジを繰り返し販売が続いている珍しいクルマである。よって街中にあふれかえっているので存在自体は珍しくない。
ランクル70の復刻と違いずっと同じクルマが売られるって凄いよね。
ハイエースは数多くのグレードが存在するのでどれを買ったらよいのか非常に悩む。
大分類として荷物を運ぶバンと人を運ぶワゴンの2種類、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2種類、そして2WDと4WDの2種類がある。
しかし心配ご無用。ファミリーカーとして使うならズバリ2択!
- 5人までの家族で維持費重視→バン スーパーGLのディーゼル
- 6人以上の家族→ワゴンGL(ガソリンのみ)
いずれも2WDと4WDを選べるぞ。
※キャンピングカー仕様に改造する場合グレード選択の幅は多岐にわたる。
気になる維持費
バンはナローボディが小形貨物車の4ナンバー、ワイドボディが普通貨物の1ナンバーとなり自動車税が¥16000と安い。その代わり車検が毎年。
ワゴンは普通車の3ナンバーとなり自動車税も¥50000と高いが車検は2年に1度でよい。
ガソリン車の2700リットルは燃費が悪くディーゼル車は燃費が優れているがアドブルーの補充が必要。
これらをふまえると維持費が圧倒的に安い小型貨物のディーゼルが欲しくなる。
ワゴンにディーゼルの設定がないのは単純に恩恵が少ないからだ。
ハイエースバン スーパーGL
そもそもハイエースバンは2列目が豪華なシートになるスーパーGL以外はファミリー向けではない。
高級感のある特別仕様車DARK PRIMEⅡが選べるのも魅力的だ。
燃費が良くパワフルなディーゼルが欲しい5人以下の家族におすすめ。荷室が広くベッドキットが組みやすい利点もある。
ディーゼルエンジンの音と振動が苦手という家族にはガソリンエンジンも選べるぞ。
ただし4WDはディーゼルのナローボディかガソリンのワイドボディの2沢しかないので注意!
ガソリン車は燃費が悪いが静かで車内が暖まるのも早いという逃げたら1つ、進めば2つのメリットがある。あえてスーパーGLのガソリン車を選ぶ人も結構いる。実際に知人はスーパーGLのガソリン4WDをバリバリにカスタムして乗っている。
ただしバンは荷物用の足回りとなり乗り心地は悪い。これがミニバンと差別される大きなポイントとなる。
そしてスーパーGLは価格が高い。
ちなみにディーゼル車は盗難に遭いやすいのでセキュリティシステムを導入したほうがよい。
ハイエースワゴン GL
じつはハイエースワゴンはトヨタのカテゴリーではミニバンに属し乗用車の3ナンバー登録となる。
ワイドボディ・ガソリン・10人乗りがデフォルトでバンよりもグレード展開がわかりやすく以下の3種類。
こちらもそれぞれ2WDと4WDが選べる。
ディーゼルは設定自体がない。
バンとの外観の違いはリアゲートステップと積載表示がないくらいだ。そして左のみの片側スライドドアとなる。
荷物を乗せるバンのリーフスプリング×2+ヘルパースプリングに対して人を乗せるワゴンはリーフスプリング×4とマイルドな味付けになっていて乗り心地が良い。
DARK PRIMEⅡはもとよりスーパーGLの設定すらなく内装に高級感がなくグレーのみなのも残念なところだ。しかしその分価格が安く中でもワゴンGLはカスタムベースに人気が高い。
後部座席はシートに厚みもあり快適な仕様になっているがバンよりもレイアウトの自由度が低くベッドキットを組むには改造が必要となる。しかも助手席は少ししかリクライニングできない。
ワゴンはリアエアコンの吹き出し口が後部座席天井にもあり最後列でも快適にすごせる。
ワゴンでファミリーカーにおすすめなのはGLだ。10人乗りで唯一4列目のシートが跳ね上げられ荷物の積載能力が高い。
フルサイズのグランドキャビンよりも取り回しが良くリアシートにアームレストも付き豪華。スピーカー数では6>4と負けるが後付けできる。
DXと違いオプションも全部付けられるのでファミリーカーとして使うにはもってこいだ。DXはスマートキー、ステアリングスイッチ、イージークローザー、ガラスアンテナ、スピーカー追加、ルームランプ追加、カラードバンパー、ホワイトパールクリスタルシャインがオプションでも選べないので注意が必要。
燃費とバン登録にこだわるならスーパーGLを5名乗車から8名乗車への改造車検をおこなっている専門店に依頼する手もあるがファミリーカーとして使うなら静かで乗り心地の良いワゴンGLを選びたい。
大きさと乗り心地で選ぶならH300系のグランエースと競合するのではと思われがちだが2WDしかないし価格がアル・ヴェル並みに高いので子育て世代の家族には難しい選択肢となる。
8型になって変わったところ
ここで現行H200系ハイエースについてチェックしておこう。
ハイエースはマイナーチェンジを繰り返しているので中古を購入するさいは何型か知っておいたほうが良い。
現在は2024年1月10日の一部改良で8型になっている。
しかしワゴンは最新法規に対応して値上がりしただけで仕様は変わっておらずバンもアースカラーパッケージ追加とDXにイージークローザーのオプション追加のみ。よって7型と8型はほぼ同じ。
なので機能的な最終進化は以下の6型から7型のときとなっている。
- フォグランプのLED化
- ディーゼルエンジンの燃費が1.2km/L向上
- アドブルータンクの容量が7.4Lから10.4Lにアップ
- パーキングブレーキサポートの標準装備
- 灰皿照明の廃止
- 寒冷地仕様にフロントシールドデアイサーを装備
外観ではフォグランプの形状だけで7型・8型と分かるので大きな変化である。
ちなみに大人気アニメ【推しの子】に登場した苺プロダクションのハイエースもフォグランプの形状がLEDなので7型だ。
フロントシールドデアイサーはワイパーのヒーターでスキーで使いたいユーザーにとっては待望の装備である!
-10℃以下だと走行中にワイパーブレードが氷で天ぷら状態になるのでこの装備がないとつらい。
絶対付けたいメーカーオプション
ハイエースは商用車ベースなので快適装備はオプションで後付けしていく。
ファミリーカーとして使うならフル装備にしたいところだ。
ホワイトが欲しいなら塗装の強いホワイトパールクリスタルシャインは必須だ。
リセールバリューも考えて以下の装備は絶対に選ぼう。
FLEXで新車カスタムオーダー
我々家族一行が訪れたのはFLEX(フレックス)ハイエース・ランクル札幌西店。
国道5号線沿いにあるので昔から存在は知っていた。北海道には2店舗あり札幌店よりも自宅から近いという理由で最初に訪れたのは運命だったのかもしれない。
店内にはキッズスペースもあり安心して商談ができた。
FLEXでは中古のカスタムハイエースとは別に新車で一からカスタムしてハイエースが買うことができる。
ベースグレードはディーゼルのスーパーGLかワゴンGLが多かった。ボディカラーはブラックかホワイトが主でホワイトならホワイトパールクリスタルシャインなので塗装が強く塩カル地獄の北海道でも安心だ。
先述した主要メーカーオプションをフル装備した車両を発注してあるのも安心である。オプションを削って価格を抑えることができないことを不安に思う人が多いがどれも必要なオプションなので納得の内容である。
ディーゼルにあらずんばハイエースにあらずという考えがあった俺氏だが実際にハイエースオーナーである担当スタッフの話を色々聞いているうちに我が家にぴったりなのはガソリンエンジンのワゴンGLだということが分かりトントンと話が進んでいった。
大前提としてFLEXではノーマル車両は買えずすでに基本カスタムがほどこしてあるコンプリートカーなのでスタート価格が高い。
ノーマルに近い車両が欲しい人には抵抗がある部分だがカスタムカーが欲しい勢からしてみると目立たないけど痒いところに手が届く絶妙なカスタムでこれが家族会議なしで手に入るのだから万々歳である。車両持ち込みでこれだけのカスタムをすると引く金額だw
中でも大きなメリットは新車でローダウンしたハイエースが買えることだ。ファミリーカーとして使うにあたり車高が低いと乗り降りしやすい。じつは見た目を気にするパパよりもママに好評である。
さらにこの状態からボンネットを替えたりリアスポイラーを付けたり丸目フェイスに換装したりベッドキットなどの内装架装したりとより自分好みにカスタムしていける。
我が家が追加したカスタムは以下のとおり↓
見た目よりも快適さに全振りした嫁氏こだわりのスキー仕様。
カスタム内容をサクサク決めていき即日契約までしてしまった姿は男前だった。
担当スタッフも感じが良くて気持ちの良い商談ができたのだった。
契約してもらったお米↓
子どもたちはお菓子の詰め合せをもらって大よろこびだった。俺氏も心の中でガッツポーズ!
2023年6月時点でハイエースはディーラーでオーダーストップとなっており新車は諦めていたのにFLEXは3週間で新車納車という見事なウルトラCを決めてくれた。
※ちなみに追加で注文したベッドキットがなければもっと早かった。
さりげなくFLEXのオリジナル本革キーホルダーが付いていたのもポイント高し!
そして後日サプライズで自宅に送られてきたのは・・・・
納車したカスタムハイエースの写真を絵画風に加工して額装したプレゼント。これはうれしい!
FLEXのアフターサービス
FLEXではカスタムはもちろんのことオイル交換や車検もおこなっているので気になるアフターサービスもばっちりだ。
購入後1ヶ月点検と半年点検が無料。法定12ヶ月点検から有料となる。
点検時はカスタムパーツが10%オフになりお得なので追加カスタムは点検時が狙い目だ。
アフターメンテの強制はなく我が家は遠方のため車検やメンテは自宅近くのディーラーを希望したら快諾してくれた。懐が深い!
我が家のハイエースワゴンGL 4WD
それでは我が家のハイエースワゴンGL 4WD FLEXカスタムを紹介しよう!
じゃーん!
ニコニコファミリー仕様
嫁氏の意向でマイルドヤンキー仕様にならないように細心の注意を払った(本当はバッドフェイスボンネットにしたかったのは内緒だ)。
TRDバンパーのアゲ系もカッコよかったが嫁氏が乗り降りしずらいとのことで却下になった。
ハイエースに詳しくない人が一見ノーマルだと思ってしまうくらい自然な仕上がりで「あれ、ハイエースってこんなにカッコ良かったっけ!?」というのが狙い。
ワイドボディはナローボディに比べると鼻先が出ていて顔が絶壁ではない。見た目で俺氏が気に入っているポイントの1つでもある。ただオーバーハングが長いぶんフロントバンパーを擦りやすいので注意が必要。
ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン<070>でガッツミラーも同色!
リアウィンドウには海やスキーでの着替えを考えてスモークフイルム施工。嫁氏はいかつくなるのを嫌ったので真っ黒にならない程度の透過率にしてもらった。
販売店オプション定番のドアバイザーはFLEXオリジナルドアバイザー
基本的に外装はFLEXのオリジナルパーツでドレスアップされているのだがフロントスポイラーのみ社外の415COBRA クリーンルック3フロントスポイラーで個性的に。
内巻きスタイルで気に入っている。逆に顔面が絶壁なナローボディだと俺氏的には外巻きのほうが似合うと思う。
リアスポイラーはFLEXオリジナルリアスポイラー
フロントが内巻きにリアスポって組み合わせは横から見たら白頭巾みたいであまり好きではないから削って安くすれば良かったかな・・・・
しかしワイパーに雪が積もってデジタルインナーミラーが使えなくなることがあるので雪国ではあったほうが良いとのことだ。
余談だがデジタルインナーミラーではリアワイパーが映らないのことに脳が一瞬バグったw
そしてリアお気に入りポイントのスモークがかっこいいFLEXオリジナルULTIMATE LEDテールランプ
これは嫁氏に絶対に却下されるパーツだから最初から付いていてくれたのはうれしみ。
後ろから見て一目でFLEX車だということが分かる。ウインカーは流れる仕様。
ワゴンとコミューターの寒冷地仕様は右側にリアフォグランプが標準装備となるがULTIMATE LEDテールランプもちゃんとリアフォグ付きだ。
足回りは玄武のローダウンブロックとバンプストッパーで1.5インチローダウンされていた。ちなみに1.5インチはそのまま車検に通る。
アルミホイールはCRIMSON BARBERO U-GRANDE(クリムソン バルベロ アーバングランデ)17インチのFLEX別注カラー。ギラギラしない落ち着いたブロンズでFLEXオリジナルの中でも1番好みだったので変更しなかった。ブラックのロックナットもポイント高し。
インチアップはホイールが重くなるのでバネ下重量が重くなりタイヤのトレッド幅も広がることで摩擦抵抗も増え燃費が落ちる。そこで鉄チン→アルミによる軽量化は有効な燃費改善手段なので低燃費のハイエースワゴンにとって必須だ。ただし鉄チンは意外と軽いので重いアルミは効果がないので気をつけよう。
タイヤはホワイトレターの度定番GOODYEAR EAGLE#1 NASCAR 215/60R17C
扁平率が80→60となりトレッド幅も185→215と広がるので横風に強くなった。
FLEXオリジナルDelfinoオーバーフェンダーはタイヤハウスの隙間を埋めて見た目を良くする効果が絶大だ。ただ見た目だけのパーツなので価格を下げられるポイントでもある。
FLEXオリジナル マホガニー調艶消しインテリアパネルセット
木目調インテリアパネルは純正オプションでも選べないDARK PRIMEⅡだけの専用装備なのでワゴンオーナーに人気のパーツである。
それにともないハンドルも握りやすいものに変わっている。
価格が上がるので正直なくても良かったのだがハイエースのチープさに懸念をもっていた嫁氏に好印象のようで良かった。
そしてFLEXオリジナル黒革調シートカバーと嫁氏が追加オーダーしたFLEXオリジナル zero_WAGON_bed(ゼロワゴンベッド)
シートレイアウトを改造せずに乗車定員そのままで使える簡易ベッドキット。
ベッド下にはスキーが入るのでスペースを有効活用するのが狙いだ。
子どもたちにも大人気でみんな4列目に座りたがるwww
ルーフサイドにカーメイトのサイドバーを設置。
スキーウエアやバスタオルを掛けるのに重宝する。あると絶対に便利なのでおすすめだ。
釣り好きの俺氏にとってはロッドホルダーも取り付けられるので絶対に付けたかった装備でもある。
フロアマットはフロントがFLEXオリジナル 3Dフロアマット
3Dはフィット感が本当に良い。ファブリック製と違い掃除も楽なので超絶おすすめ!
リアはスキーで濡れるのでUIビークルのカーゴマットでクッションフロアに施工してもらった。
ハードなフロア加工よりも費用が安くすむし掃除もしやすくなるのでのでおすすめだ。
ナビはALPNE BIG X 11
ハイエース専用の起動画面がカッコいい!
YouTubeを観たいという子どもたちのリクエストに嫁氏が答えたのだ。良かったね。
スマホをHDMIで接続するとミラーリングすることができてYouTubeやダウンロードコンテンツが観ることができるのだ。
フリップダウンモニターは嫁氏の一声でALPNEの12.8インチに!
そしてリアにPioneerのスピーカーを追加し6スピーカーにして音響の弱点をカバー!
子どもたちファーストでエンタメに抜かりなしだ。
ここからは購入後にDIYしたところを紹介する。
リアゲートにカーメイトのハンガーポール(NS113)を追加。
タオルを干したり一時的にアウターを掛けたりと重宝する。
ポジションランプ・ライセンスランプ・ルームランプ・ステップランプのフルLED化は節約のため自分でおこなった。
ハイエースの右側のポジションランプはスペースが狭くてグリル・バンパー・ヘッドライトをはずさなければならないのが定説だがワイドボディはスペースに若干の余裕があり10mmのショートスパナがあれば簡単に交換することができる。
俺氏はポジションランプは絶対にLED化しなきゃ気がすまないマンなのだw
ルームランプはイネックスの純正交換タイプ
粒々タイプは歯抜けが怖いので純正交換タイプにした。
フロントがG14、リアとサイドステップがT10×31mmとなっている。
リアの純正ルームランプは広大なスペースに対してはちよっと暗いので明るいものに交換するのがおすすめだ。
ハイエースには機能的なパーツしか付けないと心に誓った俺氏だったがアルファードで気に入っていたパリピパーツを付けてしまった。
シフトポジションライトLED化キットである。デザインが古くさいシフト周りが夜限定で華やかになるアイテムだ。
取り付け方の記事はこちら↓
そして見てくれよ…
ハイエースの車内にハイエースって書いてあるんだぜ。ダサいだろ!?
でもね、男の子ってどうしてもこういうのが好きなの。
このブラガの多目的ホルダー充電ケーブルの他に髪ゴムやマスクをかけれてめちゃくちゃ便利。取り付けも両面テープで貼り付けるだけと簡単だ。各メーカーのエンブレムバージョンもあるぞ。
担当から「フロントのフェンダーアーチはなるべく保護してください」といわれて納車時には養生テープを貼ってくれたが見た目が悪いのでプロテクションフィルムを貼った。
カーボン柄は気泡や指紋が目立たないのでおすすめだ。
そしてカーセキュリティにチャック・ノリスを導入。
触れたものは回し蹴りを喰らうことになるので注意。
FLEXの基本カスタムと我が家で追加したカスタムを合わせると結構な金額になった。それでも新型アルファードの最低ランクの見積もりよりは全然安い。自分好みの車を作るという楽しみもプラスアルファされて満足度は非常に高かった。
スタッドレスタイヤは純正サイズで良いものに!
スタッドレスタイヤは長いお付き合いのタイヤショップで購入した。
ハイエースワゴンは貨物のバンと違いLT規格のタイヤでなくても良い。ただハイエース用を探すと自然と貨物用規格のJWL-TホイールとLTタイヤの組み合わせになってしまいがちということだ。
ロードインデックスさえ守っていればインチアップして通常のスタッドレスタイヤを履くことができたのだが今回は純正サイズの195/80R15にしてブリヂストンのバン・小型トラック/バス用の最新タイヤBLIZZAK VL10を奮発した!
冬道のそろばん道路でも扁平率が高いほうが乗り心地が良いというメリットもあるしね。
荷物による荷重がかからないワゴンはヨコハマタイヤのiceGUARD SUV G075のほうが効くというレビューもあるがVL1→VL10への進化が凄いとのことでVL10にしてみた。
ホイールはトレジャーワン・カンパニーのK.Finesse(ケイフィネス) D12 ガンメタルブラック
純正サイズなので見た目が鉄チン風のアルミで遊び心を持たせてみたつもりが想像よりも1億倍カッコよかった!
若いころスーパーR・A・Pに憧れていたので大満足である。
今までスタッドレス用は純正アルミかクルマに付いてきた謎のアルミばかりだったので自分でデザインを選んで買ったことでも満足度が高い。
BLIZZAK VL10は効きが良くインチアップして幅広にしなくても純正サイズで充分だった。
ただ転がり抵抗増加で燃費が予想以上に悪くなった。冬はガソリン代つらたん。
ちなみに冬はフロントスポイラーを外しているので見た目が鉄チンを履いたノーマル車になるw
だがそれがいい。
ハイエースオーナーになった感想
それでは念願のハイエースオーナーになった感想を述べていく。
運転した感想
まずは2.7L直列4気筒エンジン2TR-FEのスタート音がカッコいい!
今まで乗ってきた車の中で1番排気量の大きいクルマでディーゼルまでとはいかないが力強いトルクを感じる。フルタイム4WDもはじめてだ。
はじめは低速ギアを引っ張り気味になるATの味付けに慣れなかった。
しかし優しく低速で走るよりも早めにギヤを上げるように加速して慣性で走ることを心がけると燃費が伸びることが分かった。実燃費は往復10kmの通勤で平均7.0km/L(エアコン使用時6.4km/L)と奮闘している。田舎で信号少ないのもあるけどねw
ただ冬にスタッドレスタイヤに替えると6.0km/Lとめちゃくちゃ燃費が落ちる。エアコンのコンプレッサー回してないのにこれは辛いw
転がり抵抗の影響がこんなにはっきり出るとは驚きだった。
ブレーキペダルのフィーリングが俺氏好み!
俺氏はちょっと踏んだだけでガッツリ効いちゃうカックンブレーキやしっかり踏み込んでやっと効いてくるドキドキブレーキが苦手。
そのてんハイエースはレスポンスが良いのに踏みはじめからギューッとイメージどおり効いてくれるのでとても運転しやすい。
気になる乗り心地
高級シートではないのだがシートが肉厚なので長時間運転してもお尻が痛くならない!
ローダウンは一般的に乗り心地が悪くなるといわれているが車高を1.5インチ(3.21cm)ローダウンしたことによりロールに強くなりタイヤを17インチにアップしたことでヨレ感が減ってかな乗り心地が良くなっている。13年間ショックの交換もしていないコタコタの足回りにロープロ履かしたアルファードよりもよっぽど良く感じられるw
バンのゴッゴッという突き上げに対してワゴンはフワフワすると聞いていたが車酔いの原因となる揺さぶられる感じが思ったよりしないのは嬉しい誤算だった。
ワゴンの足回りはローダウンと相性が良いのではないだろうか。もともとスピードを出してキビキビ走るためのクルマではないので法定速度で走っているぶんには乗り心地はこれで満足である♪
強化トーションバーやショックアブソーバーの交換、リアスタビライザーの追加までしたらどうなるんだろう・・・・ようこそハイエース沼w
20系アルファードから乗り換えたメリット
ワイドボディで横幅が大きくなったのにもかかわらず最小回転半径5.2mと小回りがきくので車庫入れが超絶楽になった。そして鼻先がないので建物や塀で見通しの悪い交差点が見やすくなったのは大きな利点だ。さすがキャブオーバー!
俺氏はラグジュアリーよりもユーティリティ派で独身時代にはバモスに乗っていた。なので荷物がたくさん積めて色々な用途に使えるようになったので満足度が高い。
10人乗れるので2家族で移動するときに1台でいけるようになった。この場合は2倍走ったことになるし高速道路料金も折半できるからお得になるんだよね。今までの考えにはなかった新しい旅の形である。
さっそく義理姉家族と2家族9人で走行距離約800kmの旅行にいった。エアコン付けっぱなしとはいえほぼ高速道路を走っていたのに平均燃費8.8km/Lと思ったより伸びなかったが旅費も節約でき人も荷物もたくさん積めて快適な旅となった。
そして1番の目的である家族でのスキーが快適になった。
荷物もゆとりをもって積めるようになった。
シート下にスキーとストック5台分、スノーボード2台が入る。ブーツバッグが後部座席に置けるので準備がスムーズになった。
FLEXオリジナル zero_WAGON_bedは小上がりとして使えるのでちゃぶ台を置いてお昼ごはんを食べている♪
タイヤにかかる費用が安くなったのも大きい。
アルファードはインチアップして19インチを履いていたがハイエースはインチアップしても15インチ→17インチなので大幅にランニングコストが下がった。これで燃費の差額分をカバーできる。
リセールバリューが高い。
高く売れるのはディーゼルと思われがちだがじつはガソリン車の買取価格も高いのだ。
町のみんなが優しくなった。
アルファードに乗っていたころに比べると煽られることもなくなり合流やすれ違いで譲ってもらえるようになった。
そして道行く見知らぬ人にも「おうっ!」と手をあげれるようになった(たぶん人違いだと思う)
ハイエースすげぇwww
20系アルファードから乗り換えたデメリット
ハイエースは燃費が悪いのと乗り心地が悪いのは承知の上で乗り換えたが実際に乗ってみてはじめて知ったデメリットもあった。
思ったよりも乗り降りが大変。
身長178cmの俺氏でもアシストグリップにつかまってよっこいしょという感じ。ローダウンしていなければもっと大変だ。
坂の町には向いていない。
北海道は平地が多く道路も広いので乗り心地に関してはさほど悪くないじゃないと油断していた俺氏。しかし小樽の坂道の住宅街でハイエースの洗礼を受けることになる。段差の多い狭い坂道の路地を曲がるたびに車体が揺られてちょっとしたアトラクションのようになるではないか!
住む場所によっては強化トーションバーやショックアブソーバーの交換も視野にいれたいところだ。
フロントバンパーを擦りやすい
ワイドボディはオーバーハングが長いのでノーマル車高でもフロントバンパーを擦ることがある。
1.5インチローダウンに内巻きスポイラーでもリスクが高まっている。
気を付けていたが納車3ヶ月で擦ってしまった。
片側スライドドアは不便
やはり両側スライドドアは便利だった。
子どもをチャイルドシートから下ろすときや買い物カゴを取り出すのにグルっと左側に周りこまなくてはならないのが面倒である。
ワゴンは片側だけだが両開きのスーパーGLなら問題ない。
防音処理が弱い
アルファードに比べると防音処理が弱く外界の音が気になる。ただしガソリン車はエンジン音が静かなのでまだましといえよう。っていうかキャブオーバーとは思えないほど静か。
ルーフは雨音でうるさいなんてことはないのでご安心を。
オプションでもキーレス連動ドアミラー格納がない
オプションで勘違いしがちなのが電動格納式リモコンドアミラーはキーレス連動ドアミラー格納ではないことだ。ようは手動ではなくリモコン=ボタンで格納できるという意味。はじめは不便に感じて社外キットを付けようとも思ったがドアミラーが縦型なので畳まなくてもあまり邪魔にならないことに気がついた。そもそも北海道は冬凍って復帰できなくなる恐れがあるのです畳まないのが基本だ。雪の降らない地域にお住まいならカプラーオンの社外キットを付けるとよい。
リアエアコンが不便
意外と知られていないのがリアエアコンが手動でありクーラーとヒータースイッチの場所も別々というとんでも仕様。
ヒータースイッチの移設カスタムが定番となっている。なぜここなんだw
俺氏にとって1番不満なポイントである。
今後家族に不評なら後付けの社外オートエアコンユニットを付けようと思う。
エアコンフィルターがほぼただの網
てっきり普通車のようなエアコンフィルターが標準装備だと思いこんでいただけに衝撃は大きかった。通気性が良いからカビにくそうではあるが長女氏がダニ埃アレルギー持ちなので社外品の多層構造のものに交換した。
見た目があまりにも違うがサイズが同じなので問題なく納まる。
詳しい交換方法はこちらの記事を読んでみてね↓
ウインドウォッシャーノズルが頼りない
窓の下半分にしかウォッシャー液がかからないのでうまく拭き取れない。
他車種の純正部品流用で拡散タイプに交換した。
部品代も安いし自分で簡単にできるのでおすすめだ。
詳しい交換方法はこちらの記事を読んでみてね↓
純正カップホルダーの場所が超絶悪い。
これは有名な話でナビ装着車ははっきりいって使い物にならない。
速攻で社外品をポチッた。
カーメイトのハイエース専用ドリンクテーブルを購入。
ドリンクホルダー2つ、スマホ置き場、小物入れとかなり実用的である。
俺氏はエアコンルーバーに取り付けるタイプは飲み物が不本意に温まったり冷めたりするので嫌い。なのでテーブルタイプを探した。
高額なものが多いドリンクテーブルの中でこのカーメイトの商品はひときわリーズナブルで少しでも節約したいパパママに超絶おすすめだ。
両面テープで簡単に取り付けできる。
オーナーになるには大きな駐車場が必要
ハイエースオーナーになるには大きな駐車場が必要になる。
ワゴンGLのワイドボディ・ミドルルーフは同じロングのナローボディーより全長も少し長くなる。
ちなみに田舎暮らしの我が家には心配なかった。
みんな田舎に住もうぜw
出先では立体駐車場の高さ制限にも気をつけよう。
ファミリーカーの選択肢として人気上昇中
以上、ハイエースワゴンGLの紹介とFLEXでの購入レポートでした。
40系アルヴェルが値上がりしたこともあり大型ファミリーカーの選択肢としてハイエースの注目度が上がっている。
その中でも俺氏1番の推しはハイエースワゴンGLだ。
もし5人家族だったとしても俺氏はスーパーGLのワイドボディよりも乗り心地の重視でワゴンGLを選ぶ。
お仕事でハイエースに乗っている人にとってプライベートもハイエースという選択にはならにくいがワゴンは別物といってま過言ではない。
俺氏も今までディーゼルのスーパーGLしか乗ったことがなかったのでガソリンのワゴンGLの乗り心地の良さは衝撃的だった。
小回りがきいてブレーキフィーリングが抜群なのでとにかく運転がしやすいし長時間運転してもシートが肉厚なのでお尻が痛くならない。さすがは働くクルマである。
寒冷地仕様でもバッテリーは1台ですむしアドブルーの補充もないので消耗品は普通のクルマと変わらない。
今までは正直なんでこんなに燃費の悪いガソリン車のハイエースなんて選ぶ人いるんだろうと思っていたが唯一無二の良さがあり完全に虜になってしまった。
子どもたちも【推しの子】の苺プロ社用車が7型のワゴンGLと知って歓喜www
見た目からはワイドボディ、ミドルルーフ、カラードバンパー、LEDフォグ、中からはシートレイアウトがGL唯一のシートレイアウトということで特定できた。ちなみに最終回11話ではメムチョが助手席、有馬かなが2列目、アクアとルビーが3列目に座っていた。
これから人気が出ることが予想される。ファンなら痛ラッピングするもよしだ。
我が家の住む雪国北海道では車種選びは4WDが絶対条件となる。
海外で販売されている300系ハイエースの系譜であるグランエースはディーゼルがあり魅力的だが4WDの設定がなく雪国では厳しい。
その点新たにフロントシールドデアイサーが装備された7型以降のハイエースの寒冷地仕様は雪国でも頼もしいのである!
北海道なら車内が暖まるのかはやいガソリンのワゴンGL 4WDがベストという結論にいたった。
ファミリーカーにするなら絶対にメーカーフルオプションにしよう。
ワゴンは乗用なのでバンより乗り心地は良いがノーマルだとフワフワ感があるので足回りを専門店でカスタムするのがおすすめだ。
ハイエース専門店FLEXでは自分好みの車を作るという楽しみもプラスアルファされ圧倒的な多幸感を得られるクルマに仕上がった。
200系はノウハウも蓄積されサードパーティからパーツも豊富に販売されていて弱点をカスタムで補えるのもハイエースの魅力である。
乗り心地が悪いという先入観で選択肢から外してしまっている人は一度店舗に見にいってカスタムハイエースを試乗してみよう!
FLEXハイエースベースはこちら↓