【釣行ドキュメント】百日お食い初めの魚を釣り上げろの巻

2019年4月26日

長男が百日を迎える時のお話

これは俺家にとって待望の第一子である、長男マー坊君が百日を迎える時の釣行ドキュメントである。

俺史上、最高に忘れられない釣行となったので、是非とも釣りが趣味のペアレンツに読んで頂きたい。

それでは当時にタイムスリップして見てみよう。

「クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョの モーグタン!」

エピローグ

時は2012年8月、長男マー坊の百日を迎える数日前。

日本の習慣である百日ではお食い初めの儀式が執り行われる。

お食い初めの儀式とは、これからの人生において食べ物に困ることがない様にと願いを込め、食べ物を食べさせる真似を行う儀式だ。

お食い初めに出す祝い善には献立が決まっており、その中に尾頭付きの魚というのがある。

俺氏はおめだてい席なので、てっきり鯛を使うのだろうと思っていたところ、嫁氏が突然こう切り出した。

嫁氏「小さくても良いからお頭付きの魚を釣ってきて。」

嫁氏から釣りに行ってと頼まれるのは珍しい。季節外れの雪でも降らなきゃ良いが。

俺氏「よっしゃ、まかしとけ!(`・ω・´)キリッ」

お食い初めに自分で釣った地元の魚、最高ではないか。

ただ急過ぎじゃね!?

釣り人の魂が今燃え上がる!

お食い初めに使う魚を入手せよ!

早速一人作戦会議を行う。

釣る方法

さて、釣る方法としては大きく分けて2通りある。

  • 船釣り
  • 陸釣り

予算というより日程から陸釣りの夜釣り一択だよね(;´Д`A

そして魚に餌の匂いが付かない様に、いつものルアーによるロックフィッシングで挑む事にした。

ターゲットの魚種

次はターゲットとなる魚である。

俺氏の住む北海道の日本海沿岸において、陸っぱり(陸釣りの事)の夜釣りで良く釣れる魚は次の2種類だ。

ガヤ(エゾメバル)

クロソイ

どちらとも岩などに潜む根魚と言われる魚で、色はガヤの方が赤っぽくて綺麗だが、クロソイは大きく育つ。

そして昔注目されなかったソイは今や「北の鯛」と呼ばれる程の高級魚。

今回釣りに行くホームにしている漁港では、クロソイだと30cmを超えれば大きい部類となるので、俺氏は30upを食用キープの目安としている。

よし、ターゲットは30upのクロソイで決まりだ(`・ω・´)キリッ

いざ出撃!

さあ、作戦は決まったのでミッションの始まりである。

ただ、仕事や天候により思ったように釣行出来ず、とうとう百日のお祝い前日になってしまったのであった。

コンディションは良くない

仕事やフットサルなど諸々を済ませて港インしたのは22時頃。

季節は8月。釣り人の間では夏枯れと呼ばれる季節で人気の釣り場もガランと静まり返っている。

夏枯れと言っても魚が餌を食べない訳ではなく、プランクトンや餌が豊富な季節なので簡単にお腹いっぱいになる為、積極的に餌を追ってまで捕食しないだけである。なので無論ルアーへの反応も悪い。

更に今回のターゲットととなる30cm以上のクロソイは、海水温の上がるこの季節だと海水温の低い沖へ移動してしまっているのだ。

しかも翌日は写真館へ記念撮影に行かなくてはならないので、夜更かし厳禁で実釣時間にも限りがある(;´Д`A

俺氏「これはタフな戦いになるぞ。」

フィッシングスタート!

俺氏「ま、時間も無いし、もし出なければレギュラーサイズと言われる23cmで

フィッシングスタート!

当時アニメ「つり球」にハマっていた俺氏は、心の中で「え~のし~まど~ん!」と叫びながらキャストを繰り返す。

「え~のし~まど~ん!」

「え~のし~まど~ん!」

「え~のし~まど~ん!」

 

 

俺氏「全然釣れないんですけど((((;゚Д゚)))))))」

待望の1匹がヒット!

予想はしていたけど反応すらない(;´Д`A

まずは反応のあるレンジとヒットワームを見つけなくては伝家の宝刀「群れリグ」も使えない。

あ、群れリグってこれの事ね↓

だが、この状況だと30upどころか1匹獲るのがやっとかもしれない。どうやら今回は群れリグは出番は無さそうだ。

 

俺氏はひたすらキャスト&リトリーブを繰り返す。

するとやっと待望の1匹がヒット!

20cmのクロソイである。(当時釣果はガラケーで撮影していたので写真がショボい)

ヒットワームは夏のボトムを意識してメガバスのハゼドン。

 

俺氏「・・・・コイツでも良いかな!?」

 

 

しばらく悩んでから男気リリース!

 

俺氏「もうちょい時間があるから頑張ってみよう(`・ω・´)キリッ」

 

しかし、またもや沈黙の時間が続くのであった・・・・

 

ここで均衡をやぶったのが・・・・

まさかのサイズダウンで俺氏ピンチ

やっと釣れたと思ったら今度は10cm位のマゾイ。もはや写真すらなし。

さっきリリースした事を激しく後悔する俺氏(´;ω;`)ブワッ

だが悔やんでも仕方がない。時間は刻一刻と過ぎていく。

いざとなったら買えば良い話なんだが、釣り人のプライドとして何とか自分で釣りあげたい!

水面の変化に気付く

うなだれながらふと水面に目をやる俺氏。

するとキラキラした生物が見えるのに気付く。

時々水面でボイルも起こって賑やかだ。

俺氏「ひょっとして、”カタクチイワシ”を追い回して”浮いてる奴”がいるぅ!?」

経験上この時期は根魚と言えどボトムにいる「居付き」よりも、トップからミドルで「回遊」している魚を狙った方が効率が良い場合がある。

俺氏「よし、そうと分かれば・・・・」

軌跡が起こる!?

時間も無くなって来たので、急いでワームをカタクチイワシに似たジャッカルのアイシャッド青ラメにチェンジし、水面が騒がしいポイントにピンポイントで打ち込む。

俺氏「え~のし~まど~ん!」

そしてボイルしている大きそうな個体を狙い完全トップ狙いでトウィッチを繰り返す。

もはやロックフィッシングというよりはエギングのスラッグジャークに近い手法だ。

「え~のし~まど~ん!シュパシュパッ」

「え~のし~まど~ん!シュパシュパッ」

「え~のし~まど~ん!シュパシュパッ」

 

中々喰ってこない(;´Д`A

俺氏「ボイルしている奴ってクロソイじゃないのかなぁ!?」

 

しかし、諦めかけたその時・・・・

 

ロッド「びっく~ん!」

 

俺氏「キターーーーー((((;゚Д゚)))))))」

 

中々の引きだ。感触的にソイなら確実に30cm前後はある。これは絶対に獲りたい(;´Д`A

俺氏「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!」

潜ろうとせずに左右に走るのでスリリングだ!

しかし主導権は渡さない。

俺氏「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァ」

力でねじ伏せつつも慎重に寄せる。

そしてタモを持っていないので一気にぶち抜く!

俺氏「ウリィィィィィィィィ!」

ジャスト30cmのクロソイだ!

俺氏「マー坊、父ちゃんやったぜ!」

タイムリミットギリギリの快心の一匹だった。全俺が号泣。

俺氏「海の神様、釣りの神様、ありがとうございました。大事に使わせて頂きます(´;ω;`)ブワッ」

喜びもつかの間、魚体が痛まない様に直ぐに〆てから急いで帰宅し冷凍したのだった。

プロローグ

夜が明けて、予定通り写真館での記念撮影を済ませ帰宅。

そして、お食い初めの儀式も無事に執り行うことが出来たのでした。めでたしめでたし。

自分で釣った魚に自分で作った野菜、義父氏が採ってきた笹の子。

もうね、田舎万歳である(´;ω;`)ブワッ

 

実は当時、初の出産・育児に合わせ仕事も忙しく、全然釣りに行けてなかったんだよね(遠い目)

そこで今回の釣行で役に立ったのは、諦めない心というよりは、それまで地道に港に通い詰めた経験だろう。

こんなドラマがあるから釣りって面白いんだよね。クロソイの塩焼き、めちゃくちゃ美味しかったし。

 

もし君も釣りが趣味ならば、お子様のお食い初めの魚を自分で釣りに行ってみてはいかがだろうか!?

そしてこれを読んで釣りに興味を持った人も是非釣りにチャレンジしてみて欲しい。釣りはステキな思い出にを沢山作ってくれるぞ。

その際はくれぐれも計画的に余裕を持って釣行してねw

 

そして時は流れて2年後、長女リリちゃんの百日のお祝いの時が来た。

俺氏は張り切って釣りに出撃したものの、自宅には既に皿に収まりきらない立派な鯛が注文されていたのでした。

おしまい

 

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