
【災害対策】緊急持ち出し袋GO BAG(ゴーバッグ)の作り方
こんにちは。常日頃から災害対策に余念がないK☆太(@makiriri_com)です。
毎年のように全国各地で地震や台風、大雨により避難レベルの自然災害が起こっている。
俺氏も2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震を経験し避難の重要性を身にしみて感じた。
そして家族を守るために必要なことについていろいろと考えさせられたのであった。
体験記はこちら↓
災当時、急ごしらえで緊急時持ち出し袋『GO BAG(ゴーバッグ)』を作り現在も中身をアップデートしながら引き続き有事に備えている。
GO BAGとは兵士が脱出時に持ち出す必携品を詰めたバッグが起源で有事にこれ一つ持ち出せばどうにかサバイバルできるというスペシャルバッグだ。
本稿では俺氏のGO BAGを紹介するので君のGO BAG作りにぜひ役立ててほしい。
それでは張り切っていってみよう!
GO BAGを作る
GO BAGの基本的な内容物である防災グッズといってもピンとこない人は軽登山の持ち物を想像してもらうと分かりやすい。
あったら便利なモノはきりがない。そこで究極のモノマリズムを追求して軽量化する登山でのパッキング術が参考になるのだ。
よく緊急避難セットなるものが売っているが本当にそれらだけを使ってサバイバルできるかと問われたら正直自信がない。
しかしいざというときは使い慣れた自分の信頼のおけるアイテムを使いたいところだ。
命に関わるので多少コストが高くても万能で多様性のあるものを選ぼう。
バックパック
肝心のバックパックは使い古したノースフェイスのJESTER(ジェスター)26Lを使っている。
このために新品を用意する必要はなく使わなくななったリュックで充分だ。
サイズはTheリュックといえる26Lくらいのサイズがちょうどよい。
激しい動きに耐えるためずり落ち防止のチェストベルトは必須条件。俺氏は自分で後付けした。
ヘルメット
頭部を保護するのに帽子を用意していたがより防御力の高い自転車用の軽量ヘルメットにアップデート。
ストール
超万能なアフガンストールがおすすめ。別名シュマグともいう。
ブランケットのほかにも帽子、マスクなどいろいろ使える。
巻き方のレパートリーは数種類練習しておこう。
手袋
手袋は軍手よりも火傷にも強い溶接作業用かBBQ用のレザーグローブがおすすめ。
レインウェア
mon-bellのドライテック レインウエア。上下セットで収納袋も付属。
耐久性の低いビニールカッパよりも絶対に防水透湿性素材のレインウエアをおすすめする。ワークマンなら手軽な価格で買えるぞ。
パッカブルでとってもコンパクト。
ヘッドライト
ライトは両手が使えるLEDヘッドライトがよい。
ジェントスのGTR-831Dは単三電池1本というエコ仕様でコスパもよくおすすめ。もちろん防水仕様だ。
ヘルメット用に調整しておこう。
レジャーシート
救助を待つ間はじっと待たなくてはならない。場合によっては野宿の可能性もある。
そんなときレジャーシートは防寒やタープにもなるので便利。
テントのグランドシートでお馴染みのユタカシートはコスパ最高である。
ロープ
ロープが命を救う場面が多々ある。正に命綱だ。
紐やスズランテープでもよいので用意しておこう。
モバイルバッテリー
スマホがライフラインとなる現代社会において、モバイルバッテリーはもはや必須アイテムだ。
タオル
汚れを拭いたり止血に使ったりとにかく万能なタオルは必ず用意しよう。
下着
もしもパンツを失った時や洗い替えとして最低1枚は持っていたい。
シャツは速乾性で皮膚を隠せるロンTがよい。
非常食
非常食は消費期限で入れ替えなくてはならないのでローリングストックできるものにしよう。
ローリングストックとは日常的に食べて買い足すを繰り返してつねに一定量の食品を備蓄しておくことである。
水またはOS-1。どちらか選ぶなら断然経口補水液のOS-1だ。初期避難では大量に発汗することが予想される。
非常食はカロリーメイトを代表とする高カロリードライフードがよい。
イオンのトップバリューならとってもリーズナブルに手に入る。
コンパクトなので多く持ち運べる利点もある。
適切な判断をするには頭が冴えてなくてはならない。脳を唯一栄養するのはブドウ糖。
迅速に摂取するには森永のラムネがよい。有事にニッコリ顔のレアラムネが出たら生きる希望が沸くこと間違いなしだ。
飴ちゃんは低血糖の特効薬。多めに持っていたい。
サバイバルキットでレベルアップ
ここからはGO BAGがレベルアップするサバイバルキットを紹介していく。
サバイバルキットは最低限必要な5点セットで売っていることが多いがキャンプでも使えるのでバラで揃えることをおすすめする。
ナイフ
サバイバルにおいてナイフは戦闘、調理からブッシュクラフトなど必需品となる。
使用頻度が低いなら手入れが簡単なステンレス製を選ぼう。
調理からバトニングまでオールラウンドにこなすモーラ・ナイフのコンパニオン・ヘビーデューティーに待望のステンレスモデルが登場!
とうとう買ってしまった(`・ω・´)キリッ
レビュー記事はこちら↓
常時携帯すると銃刀法違反になるのでキャンプや緊急避難時のみ持ち出そう。
ファイヤースターター
ファイヤースターターはメタルマッチが無敵。マッチやライターと違い故障やガス切れの心配がなくて保管も安心。
メタルマッチ(火打ち石)、火吹き棒、ホイッスルの3点セットを購入。
原始的な火起こしにはコツがあるので練習しておこう。
文化焚き付けなどの着火剤なら簡単に火が付く。
なので自信がない場合は保管・携行しやすい固形燃料を用意しておくとよい。
火吹き棒
火吹き棒があるのとないのでは火起こしの労力に雲泥の差が出る。BBQでも大活躍だ。これさえあればうちわはもう必要ない。
ホイッスル
救助隊や仲間に自分の場所を知らせるのに必要。
熊と対峙した時にも役立つ。
医薬品
薬は総合的な薬効がある風邪薬がよい。アレルギーの応急処置にも役立つ。
迷ったら写真の5歳から飲めるパブロンSαがおすすめ。
これとは別に解熱・鎮痛剤に加え整腸剤にアニサキスにも効く正露丸があると安心。もちろん普段から飲んでいる薬があるなら忘れずに用意しよう。
絆創膏は交換できるように多目に準備しよう。
アイテムは自分で使えるようにしておこう!
以上、GO BAGの紹介でした。
緊急避難するときはこのGO BAGを持ち子どもたちには玄関でヘルメットとライフジャケットを着用させて家を出るという形になる。
家にあるアイテムを搔き集めて少し買い足せば意外と簡単に作れるものである。キャンプをする家ならばすぐに完成するはずだ。君もいざというときのために作ってみよう!
そして緊急地震速報が流れたらすぐに持ち出せる場所に常備しおく。
あとはすべてのアイテムを使いこなせるようにトレーニングとシミュレーションを重ねることが大事だ。
どうも周りでは災害対策で物を準備したはいいが使い方を知らない人が多い。
大切な家族を守るには人任せではなく自分で使えるようにならないといけないぞ。
GO BAGの定期点検は毎年9月1日の防災の日にするのがおすすめだ。
最後になるが食料品は消費期限があるので定期的にアップデートしよう。