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40年前の小川テント

【ogawa】時を越えて36年前の小川テント復活の巻

2024年2月16日

こんにちは。地味にキャンプ歴が長いK☆太(@makiriri_com)です。

幼稚園のときからキャンプをしているが結婚してからまったくキャンプをしていなかった。

しかし子どもたちが育ち再びキャンプを始めたのだった。

はじめての父子キャンのレポートはこちら↓

車中泊からはじてみたが子どもたちはやっぱりテント泊をしてみたいようだ。

次は車中泊+タープと思っていたんだがなぁ(;´Д`A

なので物置にしまってあったテントでキャンプごっこでもしてもらいお茶を濁す作戦を思い付いた。

なんせこのテントは俺氏が幼稚園児のたきに買ったテントなので実際のキャンプにはもう使えないだろうなと。

記憶を辿ると最後に張ったのは20年以上前の高校生のときにいった自転車ツーリング以来だ。

そろそろ捨てようと思っていたのだがいっちょ張ってみるかー。

試しに張ってみた

ポールはグラスファイバー製。ショックコードがない時代なのでバラバラで組み立てが面倒である。

ヒィィィ折れそうで怖い((((;゚Д゚)))))))

が、さすがはグラスファイバー製。釣竿同様に粘り強い。

久々の設営で手こずるかと思いきや、中・高の夏休みに勤しんでいた自転車ツーリングのお陰で身体が完全覚えていてスムーズに設営完了。

所々色褪せているが無事に立った。懐かしいなぁ。独特の匂いも(遠い目)

そういえば今まで気にしたことなかったけどメーカーってどこのだろうか・・・・

ぬっ!?

まさかの小川テント!?

OGAWA TENTってまさか100年の歴史を誇る小川のことなのか!?((((;゚Д゚)))))))

社名が微妙に違うので調べてみると・・・・

小川治兵衛商店→小川テント株式会社→小川キャンパル株式会社→キャンパルジャパン株式会社

という波乱の歴史があることをはじめて知った。いろいろあったが現在も品質は高くキャンパー憧れのテントメーカーであることには変わりないとのこと。

まじか((((;゚Д゚)))))))

OT-772 ナイロンクロスドームテント

アイテムNO:OT-772 ナイロンクロスドームテント

どうやらドームテント創成期のモノらしい。OTってきっとOgawa Tentの略だよな・・・・

グランドシート縫着という表記が時代を感じさせる。現在ではグランドシートはさらに別途1枚下に敷くのがセオリーだ。

4人用と書いてあるが現在では3人用とされるサイズである。

200×200cmってことは190×190cmのしまドルトンがぴったりだな・・・・∑(゚Д゚)

復活プロジェクト始動!

えーと、小川テントと分かった途端に捨てるのが惜しくなったよねw

なのでメンテナンスして使うことにする。復活プロジェクト始動なのだ(`・ω・´)キリッ

Amazonで発注していたブツが揃ったので早速メンテナンス開始!

ペグの追加購入

付属の鉄ペグだけはちゃっかり運動会のシート張りに活躍していた。

しかし、当時から打つのに苦労してきたのでこのたび追加購入に踏み切ったのだ。

思い切って鍛造ペグにしようかと思ったが、軽さ・安さ・強度のバランスに優れたジュラルミン製にしてみた。

Amazonでセール品の自在金具付きのガイロープ 付きで¥999というお得なセットを購入。

この手のジュラルミンペグってこんなに安いモノだったのか!?

収納袋にも一工夫

余っていたコードストッパーを収納袋の紐に装着して改造。

パンパンに詰め込んでも口が開かなくなったので使いやすくなった。

続きのメンテナンスはデイキャンで!

この先のメンテナンスはテントを張った状態の方がやりやすいので自宅から程近い浜中モイレ海水浴場という無料のキャンプ場でおこなうことにした。

子どもたちも遊べて一石二鳥である。

シーズンオフなので設備が使えないがデイキャンなら問題ない。

浜中モイレ海水浴場

シリパ岬

浜中モイレ海水浴場は余市町にある無料の海水浴場兼キャンプ場。シリパ岬が望め夏は大変賑わう人気のスポットである。

直ぐ近くにはセイコーマートがありとっても便利。

炊事場とトイレは海水浴シーズンの7〜8月のみ使用できる。

炊事場は小さいが炭置場があるのはうれしい。

シーズンオフだとトイレは隣接するフィッシャリーナの方で。こちらでのキャンプは禁止だか自由に使えるBBQテーブルと遊水池があるぞ。

道路を挟んで山側にある海浜公園にはちょっとした木製遊具があり子どもたちも遊ぶことができる。

父子デイキャン△

さて今回はここで子どもたちを遊ばせながらテントのメンテナンスもしてしまおうという一石二鳥なミッションである。

それでは張り切ってはじめよう!

グランドシート追加

まずはインナーテントの設営なのだが新たに購入したグランドシートを敷く。

とっいっても高価なモノではなくリーズナブルでキャンパー御用達のユタカシートだ。

テントが200×200cmなので一回り小さい180×180cmをチョイス。

一回り小さくするのは水を呼び込まない工夫だ。当時グランドシートを別途1枚敷くという知識すら持ち合わせていなかった俺氏にとっては目からウロコである。

生地表面の清掃

設営が完了したらまずは生地表面の清掃から。

フライシートとインナーテント共にかなり汚れていたので刺激の少ない強アルカリ水で拭いた。

そういえば今まで干した記憶しかない。どおりで汚いわけだ(;´Д`A

臭いもスッキリしたところで早速しまむらのペンドルトンことしまドルトンのフリークロスを敷いてみる。

うむ、ピッタリだ。するとテントを心待ちにしていた子どもたちが速攻で雪崩れ込みお菓子パーティーを開始する。微笑ましいね( ´ ▽ ` )ノ

俺氏はノモーレに入れてきたコーヒーで一息入れて作業再開。

ノモーレは俺氏イチオシの保温タンブラー↓

ここで事件発生!

うわぁ、フライシートのファスナーの一部が腐食して刃こぼれしてきた((((;゚Д゚)))))))

まあ、なんとか閉るので良しとしよう。ファスナー取り換えるの面倒だし。

防水処理

お次はフライシートに防水スプレーをかける。

本格的な防水はテントの材質に左右されるので撥水効果の復活のみを期待する。朝露や夜露が染みさえしなければそれで良しなのだ。

Amazonベストセラーの防水スプレーロックタイトの長時間タイプを購入。ちょうど1本で足りた。

ガイロープの交換

防水スプレーが乾くまでの間にガイロープの交換をする。こちらの作業もテントを張った状態の方がやりやすい。

元々フライシートに付いていたナイロン製のガイロープが古くてヤバそうなので交換したかったのである。

パラコードとナイロンコードが混ざっているし、付いていない所もある。父氏が後から追加したのかな!?

1本ずつ順番に新しいパラコードへ交換していく。

結び方は8の字結び。コードのカットした断端はライターで炙ってほつれ止め処理を施す。

せっかくなのでコードが付いていない箇所にも追加してみた。

新しいガイロープは反射材入りなので子どもたちの転倒防止にも一役買ってくれる。

ハトメにループ追加

インナーテントの四隅にあるペグを打つためのハトメが小さく、今まで細いペグを垂直にしか打てなかったので、余ったパラコードでループを追加して延長。

これで太いペグを角度を付けて打てるようになった。

ペグの効かない砂浜では砂袋も結びやすくなった。

メンテナンス完了!

防水スプレーも乾きメンテナンス完了。35年前の小川テントが時を超え復活である!

じゃ~ん!

うむ、小川感ゼロである(`・ω・´)キリッ

ドーム型なのでヴィンテージ感皆無、ただの色がすすけたテントにしか見えない。

が、夕暮れ時に写真を撮ったら・・・・

まさかのインスタ映え。

フライシートを全てガイロープで張ったことでシルエットが各段によくなったみたい。

メンテナンスを終えて

36年前のテントが見事復活!

軽いメンテナンスで36年前の小川テントが見事復活!

子どもたちもはじめてのテントに大はしゃぎだったので父子デイキャン△も大成功。よかったよかった。

後日この場所で実際に1泊してみたが問題なく過ごすことができて一安心。

砂浜でペグは無力

今回はガイロープの交換のために砂浜で一時的にペグを使用したが本来ならばコンビニ袋などに砂を入れて縛り付ける方が安全。

砂浜ではペグは無力と考えても良い。

打ち込んだときは一見効いているようでもすぐに抜けてしまう。

サンドペグなど長い専用のペグもあるが強風や引っ掛けて抜けてしまった場合に恐ろしい凶器となってしまうので注意が必要である。

これからのキャンプを妄想してみる

車中泊でいくつもりがうっかりテント泊が可能になってしまったのでこれからのキャンプについて妄想してみる。

「ポールの劣化が心配だが一晩位なら大丈夫かな!?」

「まあ、雨に関してはタープを買ってカンガルースタイルにすればしのげるだろうけど。」

「だが、タープも小川で揃えるとなると色が合わないか。」

「ま、予算が完全に無理だけどね(ひとりつっこみ)」

・・・・次はタープ選びか。

ようこそキャンプ沼へ!

おしまい

で、実際次に買ったモノはこちら↓